昨日、テレビ東京で新・B級グルメを発掘という番組がやっていました。
私もある媒体で、「ご当地B級グルメ」を担当しているので、興味深く観ていましたが、中でも私が以前から食べてみたいと思っていたのが、静岡県袋井市の「たまごふわふわ」!
番組では詳しくは触れられていませんでしたが、これは袋井市に江戸時代から伝わるれっきとした伝統料理なんです→参考HP
かつて宿場町として栄えた袋井宿で旅人におもてなし料理として出されていたもので、19世紀に書かれた文献にも「たまごふわふわ」を食べた、という記述が出てくるほど。
番組ではこれをラーメンに仕立てた料理が紹介されていました。ふわふわの卵を麺にからめて食べるもので、釜玉うどんのような、カルボナーラのような、絶対に女性は好きな味です!
たまごふわふわ、というネーミングもかわいいですよね。
ほかにも、青いカレーやぐるぐるウインナーなどが新しいB級グルメとしてひとくくりに紹介されていましたが、厳密に言うと「B級グルメ」と「ご当地グルメ」が混在していたもよう。
「B級グルメ」って定義が難しいですが、安くてうまい、見た目のインパクトがあるのが基本。さらに、番組内で秋元康氏が言っていた「カロリーが高くなくちゃダメ」というのは、私もまったくそのとおり!と共感してしまいました。
そういう視点で見ると、その土地の郷土性に根差した「ご当地グルメ」は、必ずしも「B級グルメ」とは限りません。京都の「おばんざい」のような料理もご当地グルメですしね。
そうすると、「たまごふわふわ」はご当地グルメの要素が強い。(ラーメンになれば、B級の要素ももっていますが…)、一方、新橋「nagafuchi」の氷カレーや、名古屋の「大福茶漬け」は、個人店の料理ですからB級ではありますがご当地ではありません。
でも、これが同じ地域の複数の店が出すようになると、一気にご当地グルメへと進化します。
いずれにしろ、その土地(店)にしかないグルメは、不況の今年はますますブームの予感!
このブログでも、私が知っているご当地・B級グルメをぽちぽちと紹介していけたら…と思っています。
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