クリスマスのパンとお菓子

気付けばもうすぐクリスマス!

世界には、クリスマスシーズンに食べる

定番のお菓子やパンというのがあります。

シュトーレンなどは、ここ数年で一気に日本でも定着してきましたが、

他にも知られざるお菓子がたくさんあります。

その一部をご紹介しますね。

シュトーレン (ドイツ)

ドライフルーツやナッツ、油脂をたっぷりと加え、

イーストを用いて焼上げた、どっしりと重い発酵菓子。

焼き上がってから澄ましバターにどぼん、と漬け、

たっぷり粉糖をまぶして仕上げるのが一般的。

お店によってレシピが様々で、

しっとりタイプ、ほろほろタイプなど味も食感もバラエティに富んでおり

お気に入りのお店を見つけるのも楽しみの一つ。

日が経つほど味がなじみ、おいしさが変化するのも魅力です。

パネトーネ  (イタリア)

卵やバターを加え、パネトーネ生地で発酵させた生地に、

レーズンやレモン、オレンジなどのドライフルーツを入れたパン。

特に名高いのはミラノのもので、「ミラノのドーム状の菓子」とも呼ばれ

クリスマスとそれに続く祝日に欠かせないもの。

パネトーネ種を用いることで、焼成後も保水性が保たれ長期保存できるため

クリスマスプレゼントして海外にも盛んに送られているそうです。

ユーレシチュアーネ  (デンマーク)

「クリスマスの星」という意味の、デンマークのクリスマスパン。

デンマークタイプのデニッシュ生地に、

ホワイトリキュールに漬け込んだドライフルーツを包み、

クレム・ダ・マンド、スライスアーモンドをトッピングします。

ポルボローネ (スペイン)


近年、日本のお菓子屋さんでも見かけるようになりましたね。

アーモンドパウダーなどで作った丸いクッキーに粉糖をまぶした

雪を思わせる見た目と、ほろほろとした食感が魅力です。

ベラベッカ  (フランス)

アルザス地方の贅沢なクリスマス用の濃厚なお菓子。

これも、最近日本のパティスリーやブーランジェリーで

売られるようになってきました。

ブリオッシュ生地にドライフルーツやナッツを練り込み、

しっかりと焼きこんで作るので、重厚感のある味わい。

たくさんのドライフルーツが入っていますが、

とくにポワールは欠かせない素材のひとつ。

ピネ・ド・ナターレ (イタリア)

松ぼっくりの形をしたイタリアのクリスマスケーキ。

パネトーネがパン屋さんやスーパーに並ぶ庶民的なメニューなのに対し

ピネ・ド・ナターレはちょっと本格的な贅沢品。

スポンジケーキをリコッタチーズクリームでおおってガナッシュをかけ

カラメリゼしたアーモンドのチョコレートがけを松ぼっくりに見立て飾ります。

コロンバ  (イタリア)

イタリア生まれのの鳩の形のユニークな形の菓子パン。

ヨーロッパでは、クリスマスはもちろんキリストの復活祭のパンとしても有名。

シュネバーレン(ウィーン)

「雪の玉」を意味し、ウィーンでクリスマスに食べる伝統的な揚げ菓子。

紐状に切った生地を丸め、専用のシュネバーレン型(球状の型)に入れて揚げ

仕上げに粉糖をたっぷりかけ、雪の玉に見立てます。

いかがですか??

私も食べたことのないお菓子もたくさんあり、興味深いです。

クリスマスはケーキだけでなく、

せっかくなので、こうしたスイーツも楽しみたいですね。

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