先日は、カカオ農園の話を書いたら思いのほか長文になってしまったので…
お店で現在販売しているチョコレートの紹介を改めて。
自家栽培ショコラではありませんが、
クオカのオーガニックチョコレートを使用しています。
オーガニックの食材って、野菜でもなんでもそうですが
やさしい味、な気がします。
このチョコレートも、例えばヴァローナのような強烈な個性はありませんが、合わせる副素材にそっとよりそう、繊細な味わいをもっているように感じます。
定番商品の「トシヒポ」は、カバの形がキュート。
ちなみにHPを開くと、鎧塚さんの解説が聞けます(笑)
このHP、すさまじい数のスイーツとルセットがすべて公開されており、すごい、としか表現のしようがありません。
こういう型どりショコラって中が空洞のものも多いですが
これはしっかり中もガナッシュが詰まっていてずっしり重い。
フランボワーズとナッツ、2種の味が楽しめます。
ボンボンショコラは、グランマルニエ、パッションフルーツ、サクサクした食感を加えたフィュッテ、ヘーゼルナッツのプラリネ、カルヴァドス、花山椒をきかせたポワブル、抹茶のガナッシュを包んだテヴェール、ラムレーズンなど8種類。
(すいません…写真は6個です)
サイズは結構大き目で、海外のショコラよりお値打ち感あり(笑)
2005年からのロングセラー、「バール・ショコラ」。
ナッツとフルーツの2種類で、
ナッツは、アーモンド、ピスタチオ、ノワゼットにショコラをかけたもの。
フルーツは、セミドライのプラム、いちじく、アプリコットを入れたもの。
サクサク、カリカリのナッツと、しっとりしたセミドライのフルーツ。
どちらも食感が見事に生かされていて、本当においしい。
鎧塚さんのお菓子を食べていると、
月並みですが「天才っているんだなぁ」と感じます。
努力に裏打ちされた天才、
ひらめき型の天才、いろいろなタイプがありますが、
辻口シェフとはタイプの違う天才だな~、と思います。
久しぶりに日本人のショコラをいただきましたが
繊細な味わいで、やっぱりおいしい。
今年のバレンタインは、どこのを買うか今から迷いますね!