最近は、パンもお菓子も「スモールショップ」が増加中。
一人、または夫婦で営業できる範囲の小さな規模でオープンし、営業日も週3だったり土日休みだったり、自分の生活も大事にしながらお店を開業する人が本当に増えたなぁと感じます。
横浜市金沢区の「ベーカリークク」も、地域密着を目指した小さなベーカリー。
横浜在住の私も、始めて降り立った六浦駅からさらにバス。
なぜこんな立地に…と思いますが、実は鎌倉方面からの抜け道沿いだそうで、夏場はかなりの通行量があるのだとか。
シンプルな内装の店内では、店主が一人でパンを焼いています。
通路は広くないですが、天井が高いので圧迫感を感じさせないつくり。
一列に並ぶパンは、菓子パン、惣菜パンが豊富。
お値段にも注目!
ほとんどが1個100円台です。ありがたい~
クリームパン、オニオンブレッド、照り焼きチキンなど、子供の好きなパンも多いのでファミリーには嬉しい。
この日は取材で伺いましたが、お昼時になると外で待つお客さんもいるほどの人気でした。
都内の高級店で買うのは、特別な日のハレのパン。
毎日食べるのは、安心して食べられるご近所の手作りパン。
客単価は高いけど非日常のパンと、安くても来店頻度の高いパン、どちらが経営的には理想的なのか。
ベーカリー業界も、今後は二極化がさらに顕著になるかもしれませんね。