「ミコラソ」店長はブラザーズ出身!

フードライターrieの食日記

ハンバーガー業界で知らない人のない人気店「ブラザーズ」さん。
人形町のはずれという悪立地にありながら、現在は本店に加えてデリバリー専門店を人形町と豊洲に展開しています。

私も取材で2回ほど訪れたことがありますが、ホント、この立地でよく流行っていてびっくりします。
間違いなく、ハンバーガー業界の底上げに貢献しているお店のひとつでしょうね。

そんな人気店で修業した職人が店長を務めるお店が、中目黒に10月18日オープンした「ミコラソ」さん。
ハンバーガー専門店ですが、夜はメキシコ料理も豊富に揃えており、まさに「飲めるハンバーガー」店!
店内は天井が高く、ロフト席も。解放感のある造りで、ハンバーガー専門店にしては広めの設計。

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自慢のハンバーガーは、これまたハンバーガーファンに知らない人はない「峰屋」さんの特製バンズを使用。
表面はさくっ、なかはもっちりとした食感と、独特の甘みのある味わいは、日本人の感性に響く美味しさ。
峰屋バンズのハンバーガーを食べた人は、間違いなく「バンズがおいしいね」と言います。
それくらい存在感があるバンズなので、逆にいえばパティにも力強さが必要で、そのバランスが職人の腕の見せどころなわけです。

「ブラザーズ」さんとは異なり、こちらのパティは国産牛100%。
数種類の部位をブレンドした粗挽き肉を店で1枚ずつ手ごねし、肉の歯ごたえを残しています。

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また、照り焼きソースやバーベキューソースなど、自家製ソースが豊富なのもブラザーズ仕込み。
看板商品の「ロットバーガー」こそありませんが、若干27歳でこれだけの種類を一人で作り上げるのは、相当な経験が必要です。

一方夜は、ハンバーガーに加えてカジュアルなメキシカンがスタンバイ。
代官山「シエロ」の爆発的なヒットで注目を集めているメキシカン業態ですが、もともと中目黒にはテックスメックスの人気店「ジャンカデリック」などがあり、メキシコ料理の土壌があるエリア。
こちらでは、1品350円~と手頃な価格のおつまみから、タコスやファヒータ、エンチラーダなどオーソドックスなメキシカンを約40品揃えています。
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こちらはタコスのフリット。ソーセージが包まれていて面白い。
アルコールも、20種以上を揃えるテキーラをはじめ、ビールやワイン、カクテルなど100種以上あるので、チョイ飲み煮も使えそうです。

ちなみにオープン2日後に伺った際は、まだハンバーガーに対して納得がいかない店長さん、試行錯誤に明け暮れていました。

ランチは950円~。国産牛を使ってますし、この界隈では妥当なお値段でしょうか。
今後ますます進化が楽しみなハンバーガー。
お腹をすかせて訪れてみてください。

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