「大阪河内おうどん クロワ」都内でかすうどんならココ!

フードライターrieの食日記

ここ数年で、都内でも食べられるお店が増えてきた「かすうどん」。
もとは大阪のご当地グルメで、油かす(食肉からラードを搾った残滓を利用し、油で揚げたもの)が入ったおうどんのこと。
油かすはおもに牛、豚、馬から作られますが、かすうどんに使われるのは牛小腸から作られたものが多いそう。
一方、静岡の「富士宮焼きそば」になると、豚の油かすが多いとか。

油かすというと安いイメージがあるのですが、これが意外にそうでもない。
とくに、安い油かすはスカスカで、噛んでも旨みがなくてまずいのですが、国産の上質なものは身が厚く、噛むと脂の甘みがしっかりとあっておいしいんです。

そんな上質な油かすを使っておいしいかすうどんを出しているのが、京橋の「クロワ」さん。
ご主人が関西に仕入れルートをもっているだけあり、ここの油かすは本当に美味しい!!

そして、ベーシックな「かすうどん」580円をはじめ、お肉をトッピングした「肉かすおうどん」、つけ汁に浸して食べる「つけかすおうどん」など、かすうどんだけで8種類ほど揃うのも特徴。

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おすすめはこの「鶏パイタンかすうどん」。
夜の一品料理で提供している鍋に使う鶏白湯スープをベースにしており、濃厚なコクが絶品ラブラブ!
また麺は、大阪から直送している日清製粉「手打讃歌」100%の太麺。
もちもち感の強い麺、好みです!今年食べたうどんのなかで、ベスト3に入るくらいおいしかった(讃岐はのぞく…)

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こちらは「肉かすおうどん」。
野菜もたっぷりとれるので、女性にもオススメ。柚子が入っているので、さっぱり食べられます。
いずれもボリュームたっぷりなので、お値打ち感も高いです。

ちなみにこちらのお店、昼はセルフサービスのうどん専門店、夜はうどん居酒屋へと変化します。

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ランチタイムは、ご飯と自家製ラー油が無料サービスというのもうれしいラブラブ
もちろん、うどんのだしをかけて雑炊風にも食べられるので、一度にいろいろな味が楽しめるのが魅力です。

夜は、仕入れの強みを生かしたもつ鍋をはじめ、和牛の串焼きやホルモン焼き、ステーキまで品数豊富。
うどん居酒屋と言っていいのか…と思うほど、充実した品揃えです。

意外にもまだ関東では食べたことのない人も多いかすうどん。
寒くなってきたこの季節におすすめです!!

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