「昼行灯ろびん赤提灯ろびん」まったり大人カフェ

フードライターrieの食日記
このお店の存在を知った2006年当初よりも、恐らく今のほうがお店の魅力を理解し、楽しめるであろうお店。
神楽坂の路地裏にひっそりと佇む一軒家カフェ、「昼行灯ろびん赤提灯ろびん」さんです。

昼はお茶カフェ、夜はお酒とおつまみが楽しめる2毛作カフェ。
素敵な女性オーナーが切り盛りされています。

カフェメニューは、コーヒーや紅茶ではなく日本の番茶。
高級なお抹茶などではなく、あくまで日常の「番茶」をメインにしているところにも、飾らないオーナーさんの人柄が現れている気がします。
2段階で発酵させて作る「石づち黒茶」や、ハーブティーのような「阿波番茶」など、普段何気なく飲むお茶にも個性があることがわかります。

そしてユニークなのはお茶のおとも。
コンセプトに「しょっぱいカフェ」とあるように、お漬物や塩辛など、「しょっぱいおとも」が中心なのです。
酒飲みの発想だと間違いなく美味しいのだけど…これがやっぱり絶妙に合う!!

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アイスクリームなどの定番スイーツも、こちらでは「生姜の味噌漬けアイス」といったふうにありきたりでは出てきません。
衝撃的に美味しかったのは、手前の「ふき味噌トースト」。
ほろ苦いふき味噌と、バターの風味が絶妙に合うんです!
これに合わせるのは、間違いなくコーヒーや紅茶ではなく和茶だ。

フードライターrieの食日記
もちろん、昼酒も楽しめます。
これは昼限定の「ちょい酒セット」1480円。
味の干物入りポテトサラダや人参の葉の味噌など、ひとひねりした手づくりの味がうれしい。
こんなにおつまみが出てきたら、ちょい酒では終われませんが…。

カフェというより、お茶処?飲み処?
仕事をさぼって一息つきたくなる、大人のための空間です。

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