「格之進」極上肉を住宅街の隠れ家で


毎年焼肉関係の本(しかもかなりマニアック)をやってただけあって、焼肉にはちとうるさい。

そんな私が自信を持っておすすめするのが、今年7月にオープンした「格之進」。
場所は西武池袋線の桜台と、かなり辺鄙な場所にありますが、わざわざ行く価値ありです。

このお店の経営元は、岩手の牛飼い。
実は岩手にある時から気になっていて、私にとっては念願の東京進出。
とにかく、社長の肉に対する情熱や思い入れがハンパじゃない。
儲け度外視で「ウチの肉食べて!」って気持ちが伝わってくる。

直営牧場からの牛だから、本当の意味で「生産者の顔が見える店」。
しかも、前沢牛と同ランクなのにさらに手をかけて育てている(なんと30ヶ月以上)ので、肉質が安定している。

よく「あれ、この前は美味しかったのに…」てな店、あるでしょ?
それはその時々によって牛が違うから(魚と同じですね)。
仕入れ先(生産者)によって、肉の味というのは全然変わるそうで。
そういうブレがないのも、「格之進」のいいところ。

そんな素晴らしい牛肉は、オリジナルブランドの「いわて門崎牛」。
脂がきめこまかく上品で、肉の味がしっかりとするのが特徴。
肉自体に甘みがあっておいしい。厚切りでも柔らかく、良質な肉だと思います。

そして、値段も良心的。
というか、この値段でこの質の肉を出す店は、(取材の中でも)あまり会ったことがありません。

「格之進」はコースが主体で、実際に9割のお客さんがコースを頼むそう。
コースって、陳腐なサラダやキムチやご飯がセットになっていることが多くて、これまではあまり魅力的に思ってなかった。
「そんなの要らないから単品でいいや」って敬遠してたくらい。

しかしこちらでは、断然コースがお得。
おすすめの「ロースコース」3800円が、こちらの写真。ちなみにこれで二人前。

内容は
キムチ3種、ナムル4種
スープ(これは普通の牛スープ)
サラダ(かなりボリュームあり。女性には嬉しい)
本日のおすすめ厚切り肉2種
本日のおすすめ焼肉2種
ホルモン1品(ヒモ=小腸)
デザート



厚切り肉は、その日によって変わり、写真は内モモ(上)と、リブロース(下)。
以前はサンカク(内モモのさらに上質な部分。希少部位)などを出していただいたこともあり、日によっていろいろな部位が楽しめるのがいい。
リブロースはサーロインにも近い部分で、きめ細かな脂と赤味のバランスが美味。
どちらもステーキのような超厚切りなのに、柔らか。噛むとさくっとほどける。
焼肉の表現で「さくっ」て変だけど、まさにそんな感じ。塩胡椒とかわさび醤油で味わいたい。



焼肉(薄切り)は、カルビとモモ。
カルビは必ず入るかな。日によって上カルビ(写真)が入ることも。
ちょっと気持ち悪くなるくらいのサシの入り方。わさびをたっぷりのせていただく。
よくテレビでやってる「とろける~」の食感。

写真からもおわかりのように、「格之進」ではほとんどの肉にタレをかけません。塩胡椒のみ。
これは、社長の「肉の味を味わって欲しい」との考えから。部位によってこんなに味が違うんだ!ということを知ってほしいそう。
鉄板焼きと同じ感覚ですね。好みで、醤油ダレやレモンダレ、わさび醤油などをつけていただく。
やっぱり焼肉はタレでしょ!という方も、騙されたと思ってお試しあれ。

一つひとつの肉にしっかりと主張があるから(しかも割とサシが入っているので)
かなりお腹いっぱいになります。
肉一皿で、厚切りであれば2000円以上はする品。そう考えると、やはりコースはお得。

ヨユーがあれば冷麺もぜひ!スープ自体にコクがあっておいしいの。

接客は、お店の人も「今後の課題です!」と言っていたように、まだまだ。
でも「ダンチュウ」とかに載ったら、予約とりにくくなるんだろうな…。

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「格之進」
東京都 練馬区 桜台1-8-3
03-3992-9629
17:00~24:00(23:00LO)不定休

Aセット2480円、Bセット3480円、ヒレコース5400円、単品もあり

お店のHP  グルメGyao

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