「豆種菌」話題の発酵レストラン!

フードライターrieの食日記
ようやく発酵調味料の企画に本腰入れて取りかかれる体制になりましたので…とりあえずここは見ておかなければと向かったのは、祐天寺の「豆種菌」さん。
テレビや雑誌にもしょっちゅう登場しているのでご存じかと思いますが、最近の「発酵食ブーム」の先駆け的なお店です。

経営は、「月世界」や「中村玄」などを展開するイイコさん。
かつて中目黒にあった「豚鍋研究所」もそうですが、独創的なお店づくりの発想はどこから来るんだろう…と感心してしまいます。

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メニューはコースとアラカルトがあり、人気のアラカルトがコースに組み込まれている様子。
気になる料理を食べたかったので、アラカルトでお願いしました。

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アラカルトはこんな感じです!

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卓上に置いてあるのは、自家製の美発酵つぼ。
醤に魚介や野菜を加えて発酵させたもので、確かにニラのような野菜や魚が入っているようでした。
タンパク質が入ると、一気に旨みや香りが変化しますね。好みが分かれる味かな…。

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コースにも組み込まれている「消化酵素サラダ」。
甘酒と醤、2種のドレッシングでいただきます。

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サボテンの仲間「グラパラリーフ」。
こんな珍しい野菜も入っているので楽しめますね。

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麹漬け刺身盛り合わせ。
醤油の代わりに塩麹でも、結構おいしくなるんですね!今度家でもやってみよう~。

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やっぱりお肉が食べたくなるのは男性の性かな…。
塩麹で下味をつけた唐揚げ。お肉は麹のパワーでやわらか。これは想像通りの味です(笑)

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ちなみにアラカルトには、こんな郷土料理も揃っています。

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お酒のアテに追加した、ぬか漬けと在来種豆の納豆。
普段見ている納豆とは全然違う見た目ですが、ちゃんと納豆菌で発酵させたものだそうです!
それぞれの豆の味がしっかりして、イメージとは違う味にびっくり。

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〆には能登産コシヒカリの白ごはんと、いくらの醤油漬け。
ご飯はやわらか派の私にもやわらかすぎ?という炊き加減でしたが、甘味があっておいしかったです。

感想としては、男性目線(オット)は「わざわざ来ない」とのこと。
確かに発酵系の味付けばかりなので、飽きてしまう部分もあるのかも…。
とくにお酒を飲む人にとっては、これだけしっかりした味のアテが揃っているのに、お酒がどちらかというとすっきり系しかなかったのがもったいない…。
もっとどっしり、旨みの強いお酒を置いたら、マリアージュの幅も広がるのになぁ。

女性的には身体にいい菌をたくさん取り込めた気がして、たまにはこういうご飯もいいなぁ、と思います。
何よりこんな飲食店を作ろうとした着眼点が、本当にすごい。

麹に限らず、味噌でも醤油でも発酵食品は私たちの身近にたくさんあります。
しかし、身体にいいと思って摂取していても、大量生産の品では本来の栄養価が期待できないものもあります。

きちんと作られている製品を選んで、発酵食品の力を日常的に取り入れていきたいですねニコニコ

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