ローソンのコーヒー マチカフェ戦略とは!?【後編】

続きです。

そして、今回の記者発表のもう一つの目玉が、

12月10日より限定発売されるスペシャルコーヒー「イエローブルボン」。

フードライターrieの食日記

希少価値なイエローブルボンの実をリーファコンテナで輸入し、

アフターミックス法で豆の個性を引き出したもの。

これも、スペシャルティコーヒー専門店など

昨今の最先端のコーヒー専門店でやっていることを

そのままコンビニに落とし込んだもの。

通常、コーヒー豆は輸送コストの安い船便が使われますが

近年はスペシャルティコーヒーなどで豆の品質を守るために

温度管理のできるリーファコンテナを使うお店が増えています。

フードライターrieの食日記

また、それぞれの豆の個性を引き出すため、

ブレンドコーヒーでは、従来のプレミックス(豆を混ぜて一度に焙煎する)よりも

それぞれの豆に適した焙煎をしてから、

後で合わせるアフターミックスが主流になりつつあるんです。

こうしたことを、大衆向けのコンビニでやるようになったとは…。

コーヒー専門店にとっても、脅威ですね。

ちなみにコーヒーの価格ですが、

セブンイレブンは150ccで100円、対してローソンは200ccで180円、

しかもポンタ会員は30円引きなので、

そこまで価格の差はない、ということも、会見で主張されていました。

さらにローソンでは、こうしたカフェメニューに加え、

ノベルティも充実。

フードライターrieの食日記

ドリップコーヒーのパックとお菓子の詰合せは

そのままお中元にもなりそうですし。

フードライターrieの食日記

タンブラー以外に、こんなかわいいグッズもあるみたい!

コーヒーグッズ好きな女子には、要チェックです。

以上のように、コーヒーを軸に、新戦略を打ち出したローソン。

学生時代から、カフェブームを実体験として体感した私にとっては

カフェという言葉がここまで公の場で使われるようになったことにも

感慨深いものを感じます。

確かに、コーヒーは常用性の高い飲み物ですから

それを軸に、その先には大きな市場が広がっていると思われます。

私も、コンビニスイーツガイドを始めてまだ2ヵ月ですが

この業界の将来に大きな可能性を感じているところです。

もっとどっぷり、ディープに追及したい!

シェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る