世界初の新作も!ピエール・マルコリーニ新作発表会

新年になり、スイーツ関連ではバレンタインコレクションの発表会が続いています。この日は、ベルギーのショコラブランド、ピエール・マルコリーニの発表会へ。

この日は、ベルギーから世界に展開しているショコラブランド、ピエール・マルコリーニの発表会へ。

毎年のように日本にいらしていたピエールシェフも、コロナになってからはベルギーから画面越しでのご挨拶でしたが、この日は3年ぶりにご来日!

しかも、今年は日本限定発売となる新作ショコラ「レ クール ヌーヴォー シリーズ」も、バレンタインに合わせて発売に。写真を見ていただくとわかるのですが、美しいレイヤーになっていて、視覚的にも楽しめるショコラ!

ショコラコーディネーターの市川歩美さんとのトークセッションを交えながら、新作ショコラをいただきました。

一般的なボンボンショコラは通常、ガナッシュを流したあと結晶化させるため時間をおき(約24時間)、コーティングをかける、という作り方なので、このように断面が見えているのは珍しいのです。しかも、手前の2つは7層にもなっているので、1層ずつ流しては固め…という手間をかけて作られているそう。日本チームの繊細な手仕事が現れていますね。

フレーバーは、「バニラとティムットペッパー」、「柚子とマンダリン」、「塩キャラメルとヘーゼルナッツ」、「ピスタチオのプラリネ」、「カシューナッツのプラリネ」、「ヘーゼルナッツのプラリネとカカオニブ」の6種類。美しいハート形を保ちながらも、口溶けは非常になめらかで、カカオの余韻もしっかり残ります。

ナッツの使い方も秀逸で、同じプラリネでも全く異なる印象を受けます。とりわけシェフが大好きだというピエモンテ産ヘーゼルナッツを使ったショコラは、香ばしく濃厚な風味がキャラメルの甘みやカカオニブの酸味(良質なカカオニブは、苦味よりもフルーティーな酸味を強く感じます)と混ざり合い、至福のひとときでした。

また今回のバレンタインでは、初めて焼き菓子のギフトも登場。普段はショコラに隠れて目立ちませんが、クッキーもケークも美味しいのでこれを機に多くの人に知っていただけるのは嬉しい。

ちなみにピエール・マルコリーニ、一昨年より体制が変わり、ピエール・マルコリーニジャパンに。独立して事業を行うようになり、新しいチャレンジもより積極的に展開しているように感じます。

日本に上陸して20年以上経ち、すっかり名のしれたブランドになりましたが、改めて食べるとしっかり個性があり、おいしいチョコレートだなぁと思います。食べたことあるよ、という人も、今年のバレンタインはぜひ注目してみてくださいね。

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