いつの間にか3年ぶりの来訪となってしまった「コウジシモムラ」。
最近仲良くしていただいている食友達とのお食事会。
前菜2品、魚、肉、デセールを選べる「ムニュ・アダプターブル」13650円~をチョイス。
まずはアミューズ。生ハムとバジルを挟んだミニバーガーと、チーズのチュイル。
前菜は、スぺシャリテを2品。
「生ウニとビーツのコンソメジュレのコンビネーション」
「冷製ブーダン・ノワールのガトー仕立て ”モン・ブータン”」
この生ウニ、今日イチでした!
ビーツのジュレ、ニンジンのおいしい周辺だけで作ったムースの上に、たっぷりの生ウニ。
とろんとした食感もたまりません。
上にのっている輪っかも全部ニンジン。こういう色彩感覚は下村シェフの素晴らしいテクニック。
同行者は「三陸産牡蠣の冷製 海水と柑橘のジュレ 岩海苔風味」に感激しておりました。
確か前回もいただきましたが、柑橘のきかせ方とか絶妙です。
ブーダンはコルネで絞ったようなお菓子風。
盛り付けがかわいすぎる!添えられているのはリンゴのピューレ。
本日限定の「ホタテのソテー キノコのソース」。
キノコの滋味深いソースがおいしい。ベーコンも入って、超ゴージャスなキノコバターみたいな(笑)
これも本日のおすすめで、フォアグラのまわりに豚肉のナントカ(ごめんなさい!)を巻いたもの。
フォアグラなのにあっさりとして、「油脂分を避ける」というシェフの味づくりが感じられる一品。
魚は全員一致で、本日の魚より「アズキハタのソテー いろいろな貝のソース マテ貝添え」。
前菜とは一転、シンプルな盛り付け。オレンジの香りのオリーブオイルで後味すっきり。
お肉は天見大島産の黒豚。
添えられている野菜の味も力強いです。
お行儀悪く、一口もらった蝦夷小鹿もしっとりで美味。
何より感激したのがかりんのソテー。甘酸っぱくてすごくおいしかった。
調子に乗って、チーズもたくさんいただいちゃいました。
今日は種類が少ない方だそうです。
中でもおいしかったのは、完熟バナナと合わせたロックフォール(写真ブレてますが…)。
バナナのとろりとした甘みがピリリとしたチーズと合いますね。
さて、お楽しみのデセールは後半戦で!