「コッコパン」地域密着のかわいいパン屋さん

年間いくつものパン店を取材していて思うのは、パン文化が発展している県とそうでない県の差が歴然としていること。

もちろんバリエーションで言えば、東京が圧倒的(お値段も高いし)なのだけど、神奈川県も青葉台とか横浜方面には本格志向のパン屋さんが多い。

で、私の故郷である千葉県を見ると、東京に近い割にまだハード系のパン屋さんは少ないのが現状です。
ソーセージパンとかあんパンが売れるようなまだ主流ですね。

千葉といえば、全国区の人気を誇る「ツォップ」さんがあります。
外房の「naya」さんは今風でとても素敵な店づくりだけど、取材拒否につきまだ未訪…。
そして食べログで10位くらいに入ってくるのが、わが故郷の「クロワッサン」さん。キャベツたっぷりのメンチカツサンドは、中学時代によくお世話になりました。

フードライターrieの食日記
今回紹介するのは、我孫子の「コッコパン」さん
「ツォップ」さんで5年半修業したオーナーさんが2011年5月に開いたお店で、赤錆色の外観が目印です。
学生さんやOLさんが朝ご飯に買えるようにと、6時から空いているのも地元密着ならではの配慮です(その代わり14時頃閉店ですが)

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種類豊富なあんぱんは1個70円~。

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おいしそうなそうざいパンも、100円台から揃うのが嬉しい。
(先日行った都内の某パン店は、クロックムッシュ400円台でしたよ…)

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菓子ぱんもいろいろ。
奥に見えているマラサダ風のドーナツ、結構お気に入りでした!55円って、えらすぎ。

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店主が力を入れたいと言っていたハード系のパン。
右手前は、店内で挽く石臼挽き全粒粉に、トウモロコシやアマニ、ヒマワリの種などがブレンドされた芳ばしい食事パン。
左の大きなパンは、同じ生地にゴマや大豆を加えたさらに栄養価の高いパン。
奥は、ペッパーハムやスモークチーズを加えたお酒のおつまみに最適な「ビアフレンド」。

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1日に焼くパンは、トータルで約80種類。
師匠の店と同じように、選ぶ楽しみがありますね。

こういうお店が近所にあると、パンの食しみ方が広がりますね。
今後も応援したいパン屋さんです。

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