先日、かねてより念願だった「パクチーハウス」さんに行ってきました。
この日も平日にも関わらず予約で満席だったようですが、先に結論から言うと「とても期待外れ」でした…。
ということで、今回は珍しく辛口コメントが続きます…。
まずはサラダ。6種類くらい種類があります。
このあともパクチーが続くので、蒸し鶏やキュウリの入った「北京サラダ」を。
甘酸っぱいドレッシングで、これはおいしい~。
でもタイ料理好きな友人いわく、「このパクチー、ちょっと香りが弱いですね。食べやすいけど、好きな人には物足りないかな」とのこと。
続いて、スパイシー揚げ豆腐。
揚げた島豆腐にスパイスがまぶしてあって、これはビールのアテには最適ですね。
スパイスはカレーに似た風味が強い感じです。
こちらは、名物の「パク天」。添えられたパクチー塩でいただきます。
見た目のインパクトは満点!ですが…。パクチーって、加熱すると香りが飛ぶんですね。
食べてみると、正直パクチーなのか他の香草なのかわからないくらい。
パクチーの個性を生かした料理として開発したのだとしたら、果たしてこれが最適な調理法なのかな…という感じです。
おいしかったのは、タイ風さつま揚げ。
でもこれも、パクチーというよりレモングラス?の風味がきいたタイ風の味わいでした。
このお店で何より残念だったのは、店員さんの接客。
とにかく、メニューの説明がろくにできない。
我々は麺料理を頼みたかったので、メニューにある「チョイスが楽しい麺々」とは何があるか聞いたのですが、米麺なのか中華麺なのかもわからないし、スープも不明。
ということで、ネーミングで頼んだ「蝦麺」。
シンガポールやマレーシアの屋台で定番の「蝦麺」をイメージしていたのですが、まったく違うものが出てきました…
あっさりした澄んだスープ&ぼそぼそした春雨のような食感の麺で、私はあまり好みではありませんでした。
お隣のテーブルでは、おすすめの「パク冷麺」を頼んだようで、それにはお店名物のパクチーを練り込んだ「パク麺」が使われていました。
せっかく来たのだからその麺を食べてみたかったな~、と残念な気持ちに
スタッフがメニューの解説ができないなら、メニュー表に「日替わり」などとせずにしっかりと書いておくべきだと思います。
消化不良で、追加で頼んだ「パク飯」。
塩、コショウベースのあっさりした味わいで、お酒の〆にはちょっと物足りないかな…。
ということで総評としては、「話のネタに1度は行きたいけど、再訪はないな」というお店。
出てくるお料理も、家で再現できそうなものが多かったですし…。
専門性を売りにするなら、もう少し本格的なお料理を提供すべきかな、と思いました。
期待が大きすぎたのかもしれませんが…コンセプトは面白いので、頑張ってほしいお店ではあります。