今年3月、パリから日本へ初上陸したベーカリー「メゾン・ランドゥメンヌ」。
フランス人パティシエの旦那さんと、日本人ブーランジェの奥さまがパリで開いたお店で、現在は8店舗を展開している人気店。
2011年には、パリのグルメガイド「ピュドロ」にて、ブーランジェリー・オブ・ザ・イヤー・パリを受賞しています。
日本でのオープン直後は3時間待ちとも言われる行列ができましたが、現在はそこまでの混雑は緩和されている様子。
平日の10時半頃までは、行列もなくゆったりとした雰囲気でした。
中でも売りは、フランスの雑誌「フィガロ」にて「パリでもっとも美味しいクロワッサン」3位に選ばれたというクロワッサン(手前)。
フランス産のレスキュールバターを使用しており、お値段は1個480円+税。
日本だと、関税のせいでバターがどうしても高価になってしまうため、日本上陸にあたって国産バターを使用したクロワッサンも販売しており、こちらは280円+税。
お客さんに分かりやすいよう、国産は端がくるんと丸まっています。
食べ比べてみると、その違いは歴然。
香りのよさ、サクサクッと軽い歯ざわり、バターの風味がしつこくなくスーっと消えるきれのよさは、さすがパリで評価されたクロワッサン。
国産の方も、日本で手に入る発酵バターを使っているそうですが、ここまで香りが違うのか…と実感します。
パンは20種類ほどと多くはありませんが、180円のバゲットや、大きめサイズのヴィエノワなど、クロワッサン以外のパンはパリに倣った日常価格。
左が180円のバゲット、右が天然酵母・フランス小麦使用の280円のバゲット。
噛むほどに粉や酵母の味が感じられるのは右ですが、左の方があっさりとしているのでどんな料理にも合わせやすそう。
ショーケースには、ケークやタルト、パイなどのパティスリーも豊富。
ただしケーキは1個700円超など、なかなかいいお値段。
フルーツそのもののジューシーな味わいをいかしたというタルト・フィンヌは、薄焼きのパイにアプリコットやリンゴなどをたっぷりのせた人気商品。
甘さ控えめのパイにフルーツのみずみずしさが映えます。これは美味しい!
パンといえども作りたてがやっぱりおいしいので、イートインがあるのも嬉しいポイント。
次回はゆっくりお茶でも楽しみにいきたいです♪