えてして都内のおいしいパン屋さんというのは、私鉄沿線の辺鄙な駅にある、もしくは駅から遠いものだけれど、都心の駅至近でおいしいパンが買える貴重なお店があります。
六本木駅裏にある、ラトリエデュパン。
ワイン食堂「ル・プティ・マルシェ」の一角に、2012年10月オープン。
ここは以前、「ぶどう酒食堂さくら」の時代に取材していたことのある場所。
店名こそ変わりましたが、ワインの輸入会社直営のお店で、ワインショップ、デリやスイーツのテイクアウト、イタリアンが複合した使い勝手の良いお店という業態は変わらず、そこにさらにパンも加わるとは無敵!
しかも職人さんは、ユーハイム時代に、現シニフィアン・シニフィエの志賀勝栄氏の元で研鑽を積んだ方。
ということは、高加水・低温長時間発酵の味わい深いパンが得意なはず!!
お店の2階に工房があり、小麦を店内で自家製粉し、石窯で焼くというこだわりのパンを作っています。
店内は広くはないですが、ハード系の生地を中心に、惣菜パンやデニッシュなどの菓子パンもバリエーション豊富。
場所柄、ちょっとサイズは小ぶりですが、魅力的なパンがたくさん並びます。
ヴィエノワ生地でほろ苦いコーヒークリームをサンドしたパン。
クリームのねっとり感がパンと合う!
クロワッサンザマンドは、ハーフサイズでも買えるのが嬉しい。
どこの店でも、見つけるとつい買ってしまうほど大好物ですが、こうやってクロワッサンが覆いつくされているビジュアルのものは、たいていおいしい。
しっかり焼き込まれたガリガリっとした食感も、好みのタイプ。
娘に購入した食パンは、吸い付くようなもっちもちの食感!
思わずそのまま焼かずに食べたくなりました(笑)
ちなみに、お店ではモーニングや、お隣でのパン食べ放題のランチ、パンをもちこんでのイートインなどが可能で、日常のさまざまなシーンで使えそうなお店。
チェーン店のカフェと同じくらいの価格でおいしいパンが食べられる場所としても貴重です~。
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