現在発売中の「dancyu」に紹介されているこちら。来訪したのは昨年ですが、しめに食べた土鍋入りのマーボー豆腐ごはんがやたらおいしかったのを覚えていて。
自分がおいしいと思った料理が好きな雑誌に紹介されていると、嬉しくなりますね。

14席の小ぢんまりとしたお店。松陰神社前というなかなか行きにくい場所ですが、最近は予約なしでは入れないこともあるよう。
以前駒沢にあった「陸羽壺」のシェフが移転して始めたみたいです。

グランドメニューは25種ほどで数が多くないですが、黒板メニューもあり。前菜や炒め物、麺など順番がバラバラに書いてあるのが、なんともほほえましい。
この日注文したのは、「蒸し鶏と茄子のピリ辛ごまだれ」「中国野菜の炒め物」「ぶつ切り豚テールの唐辛子醤油煮込み」「マーボー土鍋ごはん」。

マーボー豆腐以外は、素朴な中華料理という印象。1品あたりはリーズナブルで、CPはなかなかいいですね。どれもボリュームもかなりあるので、2人だとあまり種類が食べられなかったのが残念。
とくに豚テールは、濃いめの醤油味でテール肉もゴロゴロ…なので、結構ヘビー。

マーボー豆腐は花椒がきいていて、刺激的なピリピリという辛さ！複雑味のある本格的な味わいで、これだけ食べに来る価値のあるおいしさです。ごはんもたっぷり。
このマーボー豆腐は、ランチでも食べられるようで、ランチも混んでいるとか…。

世田谷線にはほかにも、蕎麦の「石はら」や、うなぎの「一二三」、カレーの「マシバシイネツルカモ」など隠れた名店が多いですね。

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