「表参道バンブー」思い出のサンドイッチ

初めてここに来たのは、もう10年以上前のこと。
カフェブーム真っ只中の当時、私は大学生で、「Hanako」のカフェ本や川口葉子さんの本を片手に、時間があればカフェ巡りをし、写真を撮っていました。

実は私がカフェに興味をもったのは、カフェサークルに誘われたのがきっかけ。
といってもそのサークルは、私が入学した1999年に、2~3人の3年生(男性)によって作られた小さな同人会程度のもの。
「個人でめいめい好きなカフェに行ってお茶を飲む」というユルイ活動が仲間意識を生むわけもなく、そして夏を待たずに、部長は音信不通に。
だけど私は、そこで知り合った1年生の友人とちょくちょくカフェに出かけるようになり、卒業まで結構いろんなカフェに行ったように思います。
そもそも出版業に入りたいと思ったのもカフェ本を作りたいという思いもあったし、そういう意味ではカフェの魅力を教えてくれた部長さんには感謝したい。
(みんな「部長さん」と呼んでいたため、名前も知らない謎の人物ですが…)

と、思い出話はさておき。
カフェブーム当時から、カフェのメッカといえば原宿・表参道がナンバーワン。
狭いエリアにお店が集中しているので廻りやすく、私もこのエリアからカフェ巡りを始めた記憶があります。

そんななかでも、「バンブー」さんは1977年創業と古いお店。
日本初のサンドイッチハウスとしてスタートし、いち早くレストランウエディングを提案したことでも人気店に。
そして2005年に、フレンチ主体のレストランカフェとしてリニューアルしました。

可愛らしい雰囲気から、洗練された大人っぽい雰囲気に変わってしまいましたが、人気のサンドイッチは健在。

フードライターrieの食日記
ランチタイムには、サンドイッチコーナーが設けられ、そこでパンと具を選んで目の前で作ってもらえますラブラブ

具は日替わりで、この日は「チキンの照り焼きたまごサンド」、「パストラミとオレンジチーズクリーム」、「ローストビーフとクレソン」など7種類。
私は「ニース風ツナ」を、同行者は「スモークサーモンとサワークリーム」をチョイス。

フードライターrieの食日記
パンも3種類から選べて、すべて「メゾンカイザー」さんのパンを使っているそう。

私は「全粒粉のパン」、同行者は「バゲット」でお願いしました。

フードライターrieの食日記
目の前で、これでもかと具をたっぷり詰めてくれるのが嬉しい。
オリーブとツナ(自家製?)と卵、相性抜群です。
塩味濃いめのしっかりした味付けのフィリングで、食べごたえ満点。うまし音譜

フードライターrieの食日記
半分に切ってあるので、サーモンと半分こしましたよ。
サーモンとサワークリームにピンクペッパーがきいていて、おいしかったです。

ちなみに、写真を撮っていいですかと断ったら「これもぜひどうぞ。新メニューなんですよ」とお店の方から勧められたのがこれ。
フードライターrieの食日記
サラダワゴン&サラダデザート付のコースランチが、2500円~楽しめるようです。

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4種のトッピングが選べるサラダは680円、ケーキは1個400円で単品での注文も可能。

この日はもう1軒行く予定だったのでサンドイッチにしましたが、ゆっくり食事ならコースもありかも。
用途に応じて選べるのはなかなか魅力。

今はカフェというよりレストランの趣ですが、ランチは気軽に使えるのでオススメです~。

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