享保年間創業、京都の老舗和菓子店「鍵善良房」。
祇園の本店、高台寺店、ゼンカフェの3店舗。
いずれも喫茶メニューがあり、くずきりが名物として知られています。
創業からの代表作は、落雁。
木箱の中から現れるのは、上品で繊細な色合いの落雁。
300年を超える歴史の重みとともに感じるのは、現代にも色褪せない伝統菓子の素晴らしさ。
淡く優しい色調に、日本ならではの控えめな美意識が感じられます。
かわいいー、ちょうだーい、と食いつく5歳児。
子供にとっても、これはきっと食べられる宝箱。
自分用に、というよりは大切な人に贈りたいお菓子です。