国内19店舗を展開する人気ベーカリー「ohana(オハナ)」が、創業50年の京料理店「嵐山 熊吉」と異例のコラボレーションし、新業態を6/29にオープン!内覧会にお邪魔させていただきました。
店名は、「Bakers kitchen ohana✕嵐山 熊吉」。場所は、八重洲地下街のヤンマービルに近い入口のそば。
誰もが気になる「なぜこのコラボが実現したのか」という理由については、オハナオーナーの久保田シェフと、熊吉の栗栖さんが同級生なのだそう!以前からなにか一緒にやりたいね、と話をしている中で、オハナのパンに熊吉伝統の京料理を合わせてみたら「目新しさもあるし、何よりおいしい!」となったようです。
お店のポップにもなっており、看板メニューとして掲げているのが「丹波黒豆クラプフェン」。クラプフェンは、ドーナツのようなドイツの揚げパンですが、同店ではシュー生地を使ってふんわり口どけのよい食感に仕立てているのが特徴。さらに生地には丹波の黒豆を入れ、周りには京都美濃与の焙煎きな粉をたっぷりまぶして和のテイストを強めています。
その他、鮭の幽庵焼きと筍をのせたタルティーヌや、しめ鯖サンド、赤かぶのポテサラサンドなど、どこにもないユニークなパンがたくさん!
クラプフェンはお土産でももう一度いただきましたが、別添のきなこが嬉しい。美濃与さんのきなこはめちゃくちゃ口溶けがよくて、これだけ単品で購入したいくらいでした。写真では潰れてしまっていますが、里芋や筍が入った和テイストの「里山カレーパン」や、桜の香りの「さくら塩パン」も個性があって面白かったです。
全体的にお惣菜パンのラインナップが個性的で、パンの新しい可能性を感じさせてくれるお店でした。クラプフェンはお土産用のBOXもあるようなので、東京駅土産としてもおすすめです。