6月15日に発売になった、ローソンのげんこつメンチ。
販売直後、売り切れ続出でも話題になりましたが、
先日、母が珍しく「食べてみたい」と言うので購入してみました。
HPによると、
2層仕立てでブ厚く仕上げることで、内側の層に肉のうまみを閉じ込め、
肉の食感もしっかり楽しめる仕立てにしました
とのこと。
ずっしりと重量感があり、見た目にはこれで150円はお値打ちな印象。
割ってみると、お肉がぎっしり。
厚めの衣は、時間がたってもザクザクとした歯触りをキープ。
具は、粗挽き肉の食感がかなり残っていて噛みごたえがあり、
お肉好きの男性も満足できるボリューム。
胡椒の味がかなり強く(見た目にも黒い粒々が目立ちます)
食べた後にも舌に残る感じはジャンクフード感が否めませんが
ガッツリ食べたい若い人とか、おつまみを買う1人暮らしの男性とか、
コンビニのターゲット層にはハマる味なのでは、と感じました。
これよりまずいお惣菜屋さんはたくさんあるし、
コンビニのフライとしては、かなり完成度が高いのでは。
ローソンはバリエーション豊富なおにぎりにも定評がありますが
スイーツに続いて、フライ物も攻めてくるとは…
戦略的に主婦層の利用も取り込みたい狙いが伺えますが
普段コンビニを利用しない母がまんまと引っかかったあたり(笑)
各地で成功を収めているのではと感じます。
コンビニ業界が今後、
ますます飲食業界の脅威となることは明白。
シェアや価格競争では中小の飲食店はかないませんから
少なからずダメージを受ける店も多いでしょうね…。