ブレイクの予感?ご当地グルメ「今治焼き鳥」

ご無沙汰しております。
世間はお盆休みですね。今週は飲食店もお休みの店が増えてきました。

連載を担当している関係もあって、人一倍関心があるのが全国のご当地グルメ。
年々盛り上がりを見せており、今年のB-1はどこが取るのかも今から楽しみです。

そこで個人的に最近食べておいしかったのが愛媛・今治の焼き鳥。

一般的にイメージする焼き鳥は、串に刺した鳥を炭火で焼き、塩やたれをかけた料理ですが、今治では、なんと串に刺さずに鉄板で炒め焼きにするのです。
今治は人口に対する焼鳥店の割合も日本有数で、今治焼鳥の元祖とされる店「五味鳥」は昭和36年創業。市内には50店舗以上の焼鳥店があるそうです。

この”鉄板で炒める”という調理法は、商売人が多く、せっかちな今治の人間に合わせて素早く提供するために生まれたらしいのですが…炭火の焼き台ではなく鉄板で焼くことで脂が落ちず、しっとりジューシーに焼き上がるという味の利点もあるのです。
さらに、野菜焼きやバター焼きといった串では難しい料理も鉄板なら提供可能ということで、メニューバリエーションも豊富に。

関東ではほとんど知られていない今治焼き鳥ですが、7月に恵比寿にお店ができました。店名は、「今治鉄板やき鳥 坊ちゃん」。

小田原_R006調理法の違いが最も味わえるのは「皮」。
上からも鉄板でプレスして焼き上げることで中までカリッと仕上がり、今治の焼鳥店でも一番人気のメニューだそう。写真奥は「ねぎま」。ねぎもまんべんなく火が通ります。

ほかに、蓮根の穴につくねを詰めた「つくね焼き」も今治の焼鳥店では定番メニュー。鶏の唐揚げを「せんざんき」と呼ぶのも独特のスタイル。

いま全国各地でB級グルメの生み出す経済効果は(当たれば)ものすごいらしく、富士宮焼きそば、シロコロに続けとばかりに各地方自治体も協賛してご当地グルメの売り出しに力を入れています。
でも、最近は郷土性や売りが弱いメニューが氾濫しているのも事実。埋もれずに残ってくれることを祈ります!

ちなみに私の故郷のB級グルメと言えば…
浜屋のバー弁!
決して超旨いわけではないんだけど…
子ども会とか部活の合宿で必ず食べてた思い出の味です。

アクアライン800円になりましたし、木更津にお越しの際はぜひ。

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