ラーメン本の取材が始まりました。

技術を中心にした専門のムックです。
完全にプロ向けなので、取材もマニアックでとっても面白い。
仕込みの密着取材もあるので、おしゃべりな私はあれもこれもと質問攻め…。

最近思うのは、私がこの仕事を続けている理由は、
魅力的な人との出会いがたくさんあるからなんだなあと。

取材していて一番興味があるのは、味でも店でもなく
店主（経営者）その人かも…と思います。
ラーメンでもフレンチでもパンでも、料理って絶対に作る人の人柄が表れる。
だから、取材したい、この人の味作りが見たいと思う店も、味はもちろんですが人柄やお店の考え方に共感している部分が大きいような。
「お客さんに喜んでほしい」「自分が納得できる味を追求したい」「従業員もお客も自分も幸せに」などなど理由は多種多様ですが、そのために頑張れるのってやっぱりすごいことです。

そして、もちろん食べることは大好きなのですが、
今はおいしい店探しが最終目的ではなく、調理法や食文化、食材や流通、飲食業界の動向や経営のほうが関心が強いのが事実。
専門誌の性ですね。単純に食べることを楽しめなくなっているかも。。。

ちょっと話がずれましたが、ラーメンって、まさに作る人の人生が表れている食べ物だと思うんです。そして、とても自由。
最近はフレンチや和食から転向したり、異業種なのにラーメンを出す店も増えていますが、それだけ魅力のある食べ物なんでしょうね。

最後に、最近行っておいしかったラーメン店を。

「維新」（横浜）
女性も入りやすい雰囲気。横浜界隈では一番かも。きれいに澄んだコクのあるラーメンです。細麺もおいしい。

「G麺７」（上大岡）
まだあまり東京のメディアには出てない？透明系のスープですが、旨みもしっかり。甘みのある醤油もおいしいですが、私は塩が好きです。

「ガガガ職堂」（上板橋）
味噌ラーメンの人気店。札幌系とは違う、マイルドでやさしい味噌です。チャーシュー3枚でCPも高し！

しかしスイーツと違って、ハシゴが厳しいのがラーメンの弱点…
半ラーメンとか、あったらいいのになあ。

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