まもなく年長さんになりますが、娘のときと比較すると、まだまだ幼く赤ちゃんな息子。甘え上手な気質もあって、こちらもつい甘やかしてしまっている気がします…
普段はニコニコおだやかな性格ですが、時々母譲りの頑固さが顔を出すと、かなり厄介な生き物に変貌します…。決り文句は「ママのせい!」。
最近ぐずった出来事と、その理由は以下のような感じ(だいたい、お姉ちゃんが学校に行ってから保育園に行くまでの、母と二人きりの時間に起こることが多いです)。
・なかなか着替えないため、おむつを脱がす→おむつを履いたまま、足を持ってカーペットまでひっぱってくれたら自分で着替えたのに!という謎の訴え
・支度をせず漫画読んでる息子に点鼻薬→栞を挟む時間がなかったから、どこまで読んだかわからなくなった、という訴えと、点鼻薬は片方にシュッ、としたら、スーハースーハーして吸い込んでからじゃないともう片方にしちゃだめ、という訴え
・へびみたいな長いパンを半分に切って出したら、一本まるごとひとりで食べたかったんだと号泣←食べ物の恨み系は、よくある話
あとよくあるのは、階段とか道路を歩いていて急いで連れて行こうとすると、何色の床だけ踏んでたのにとか、そういうマイルールを崩されて怒るパターン。
こうして冷静に分析してみると、私が息子にこうしてほしいと思うタイミングがあるように、息子にも自分なりの順番やタイミングがあって、それを私に無理矢理崩されると怒る、という単純な図式なんだとわかる。確かによく息子は「ちょっと待って」と言ってるんだけど、その少しの時間が、特に朝なんかは待てなかったりするんだよなぁ…。反面、朝のバタバタは、私があと30分早く起きれば解決する気もするし、朝が弱いのも早く寝かせればいい話なのも頭では理解しているのだけど。
子育て本とかにはよく心のなかで3秒数えてから声をかけよ、とか書いてあって、なるほど〜と思うこともあるけど、私はあまり子育て本が好きではない。自分の子供だからつねにこちらも真剣勝負だし、感情的にもなるし、個性は一人ひとり違うし、マニュアルなんてないから本当に本当に難しいけど、いちばん大事なのは親がぶれないことなんじゃないかなって思う。
悩みもつきないけど、でも子育てにはそんなの一瞬で吹き飛ぶ瞬間がたくさんあって。子供たちからもらうたくさんの幸せに比べたら、親が子に与えられるものなんて本当に僅かなもので。
小さい頭でいろんなことを考えていて、親が思う以上に親のことを見ているし考えているなと思う。
この日の朝もバトルとなり、私にしては珍しく「じゃあもう今日は保育園に送っていかないから!あとでお父さんと行って」とPCに向かい始めた数分後…しれっとそばに寄ってきて、「まま、はいコレ」と。
なんだろうこれは…。息子なりの私へのご機嫌取りなのだろうか。「うえにくりーむといちごがのっててねぇ〜」。なるほど、パフェの類なのか?私が甘いものを好きだから?
とにかく、これを持ってこられた時点で私は息子に完敗なのである。