チョコレートショップに隠れた完全予約制レストラン「ROBB」で、カカオ料理のコースを

コースにはすべてカカオが使われているのが特徴です。スタートは、涼し気なガラス器のガスパチョから。

カカオニブとカカオシェルをまぶしたフォアグラに、ポルト酒のソース。

カカオビネガーのソーダ割。カカオビネガーは自社製で、カカオパルプから絞った果汁を発酵させて作られたもの。カカオの甘い香りと、爽やかな酸味が不思議な味わい!

ちなみに、これとウイスキーを割った食後酒の香りが素晴らしかったです。オンラインショップで販売しているので是非欲しい。

こちらは炭酸を加えたサクサク衣の太刀魚のフリット。熱いですが手で…とのことで、がぶりといただきます。さてこの料理に、カカオの要素はどこに隠れているでしょうか。

牛の春巻きに、毛蟹、サマートリュフというなんとも贅沢な仕立て。

臭みのない鰹を2種のソースで。ちなみに魚介は、高級寿司店や星付きレストランでもおなじみのサスエ前田魚店から仕入れているそう。南米のカカオと、日本の魚。現代だからこそ実現できる組合せにロマンを感じます。

アオリイカのパエリア。想像と違う見た目でインパクト絶大!

なんと、バフンウニまで添えられて出てきました。色のコントラストがきれい。

レアな火入れで柔らかくねっとりとした食感を活かした金目鯛は、カカオビネガーでマリネしたエシャレットとともに。

パンは、沢村の系列店である鎌倉「ブレッドイットビー」のもの。ほんのり甘みがあって食べやすく、食事にもよく合います。森田さんのパンはやはり美味しい!

最後はA5ランク黒毛和牛シンタマのロースト。コースの中盤で肉を焼く香りがしていたので、時間をかけて丁寧に火を入れているようです。ソースにカカオの風味をアクセントに。

さてここからは第2ステージ、デザートの登場です。カカオのシェーブアイスの中に、バニラアイスとパッションフルーツ。さすが本業はチョコレート屋さんだけあって、チョコレートの香りが豊か。

フォンダンショコラですが、ガナッシュではなくチョコレートからで作られているという超濃厚な一皿。

ナイフを入れると、中はとろとろ〜。ギリギリのところで形を保っていたのがわかります。

料理、ドリンクの双方で、カカオの可能性を感じられる内容でした。これからの進化も楽しみです!

シェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る