ずーっと行きたかった和食店「鈴なり」さん。
なだ万出身の店主（イケメン！）が、手頃な価格で本格的な和食を楽しませて人気のお店。
（ミシュラン一つ星も獲得）
ようやく予約がとれたので、ワクワクしながら行ってきました～

お願いしたのは、6000円のコース。

先付は、ズワイガニのジュレがけ。見た目も美しい。
ほどよい酸味で、この後の料理に期待感が高まります

続いて前菜は、お酒がすすむものばかり！
手前から、さつま芋と銀杏、カマスの棒寿司、白エビ、お浸し、白子、柿とクルミ・クリームチーズの白和え、ツブ貝旨煮。

さつま芋と銀杏は揚げたてでアツアツだし、どれも手のかかった品。
とくに白和えはワインにも合うし、センスのよさを感じます。

名物「玉地蒸し」。
芳醇な香りからしてノックアウト！

とろみが強めのカニのあんの下に、雲丹の入った茶碗蒸し。
雲丹のコクが加わると、また味が変わりますね。これは万人が好きな味！

お造りは、鮪、白イカ、平目の昆布〆、カンパチ。
白身とイカは、塩とスダチでさっぱりいただきます。この価格のコースにしては、お造りの質も高いです。

焼物は、金目鯛と、千葉の銘柄豚（名前失念）。
2種類をちょっとずつ楽しめるのがいいですね。豚肉はしっとり、さっぱりしたお味。
トマト入りの鬼おろしは見た目もかわいいですね。

煮物は、里芋のあんかけ。
キリッとした出汁が美味で、お出汁ごと飲み干したくなります。

食事は、牡蠣ごはん。
ご飯ももちろんですが、一緒に出されたシジミの赤だしがとっても美味しい！
赤だし苦手なのですが、こちらのは

デザートは杏仁豆腐。
もっちりした食感が好み。

お酒の種類もそこそこ豊富で、しかもお値段も抑えめなのが素晴らしい！
日本酒もしっかりいただいて1人1万円をきるというのは、非常にコストパフォーマンスが高い店だと感じました。
これは予約がとれないのも納得！

食べきれなかった分のご飯は、お土産にしてくれます。
翌日、おいしくいただきました

最近は、5000円前後で和食が楽しめるお店が増えましたが、ここはその中でもかなりちゃんとした和食をしっかり楽しませてくれるお店。
そして、四ツ谷荒木町界隈はなかなか訪れることのないエリアですが、名店が多く通ってみたい場所のひとつでもあります。

東京のグルメシーンは、まだまだ奥が深いなぁ～。