オープン以来、人気はうなぎ昇り。メディア露出も多い、今最も注目を集めるフレンチの人気店。
取材でお世話になって以来、ずっと行きたいと思いつつ、ようやく来訪することができました。
この日は4人で、アラカルトで前菜とメイン、デザートを1つずつ。いろいろ食べたかったので苦肉の策です。注文したのは以下の通り。
【前菜】
お好きなだけパテ・ド・カンパーニュ
黒アワビと季節野菜サラダ アイヨリ(南仏風マヨネーズ)添え
豚足入りブーダン・ノワールのタルト パン・デピス風味
乳飲み仔牛のタルタルステーキ ウイキョウ風味 リンゴのサラダ
【メイン】
バスク豚肩ロースのロースト マデラ酒のソース
リ・ド・ヴォーの軽い煮込み ポルト酒風味 フォアグラと春野菜添え
北海道産クロワゼ鴨のロースト アメリカンチェリーソース
アイナメのポワレ 桜海老風味 アメリケーヌソース
【デザート】
スプーンで食べる苺のミルフィーユ?DX
苺の赤ワインコンポート、クレーム・ダンジュ、リュバーブのパフェ
グラスに入ったチーズケーキ デコポンのジュレ乗せ
焼きたてベルギーワッフル 塩キャラメルバターとバニラアイス
突き出しは野菜のピクルスと、豚のリエット。このリエットだけでもパンがすすんでしまうのですが、後を考えて控えめに。
メニューは前菜からメインに至るまで、全体的に肉料理が多いラインナップ。魚貝好きとしてはやや残念ですが、そのぶん肉料理はバリエーション豊富。コースは内容が決まっているものと、おまかせの2種。やっぱりアラカルトで頼みたくなってしまいます。
前菜で必ず食べたかったのが、こちらの名物料理「お好きなだけパテ・ド・カンパーニュ」。写真(下2枚)のように、本当に大皿でどーん!と出されます。でもやっぱり1切れあればお腹も充分。なんと一人で一皿食べた大食漢もいるとか…。
ブーダンノワール(トップ写真)はテリーヌ風の、柔らかな食感。パンチがあるというより、やさしめな味。中に豚足が入っていて、クニュクニュした食感が面白い。
メインもボリュームはしっかり。特に鴨は半身なので一人では食べきれないくらい。個人的にはリードヴォー(右下)が好みでした。カリッと表面を焼いてあって香ばしく、ソースは白ポルト酒を使っていてやさしい味。豚肉も、脂に甘みがあっておいしかったな。
魚料理は1種類で、この日は桜海老をまぶしてカリカリに焼いたアイナメ。同じく海老のアメリケーヌソースと相性◎。
デザートは苺のパフェが、黒胡椒がピリッときいていて印象的でした。苺のミルフィーユは2段重ねで、パイを崩しながら食べる趣向も楽しい。
食前酒を1杯ずつと、ワインを2本空けて、食後のお茶まで頼んで一人9000円。料理のコストパフォーマンスはやっぱり高いですし、サービス面もていねいでした。みんなで色々食べたいと話していたら、取り皿を持ってきてくれたり…(お行儀悪くてスミマセン…)
帰りがけには、焼き菓子のお土産まで。アットホームな雰囲気で、気軽にフレンチを楽しめるのも人気の理由なのですね。
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