毎号執筆させていただいている、柴田書店のcafe-sweets。
初めて書かせてもらったのは27歳だから、もうお付き合いさせていただいて13年。社会人になって半分の月日を注いできたから、私にとってもライフワークのようなもので、大事な媒体です。
開業企画も、もう何回目でしょうか。でも、明らかに時代は変わったと感じます。お金のかけ方、個性の表現の仕方、営業スタイル…。コロナをきっかけに、変化のスピードはより大きくなっていくように感じています。
特別企画の、「振り返るレシピ連載〜」は、今見てもめちゃくちゃ豪華な顔ぶれ。偉大なパティシエの方々のレシピ企画が実現できたのも、この雑誌だからかなと感じています。同時に、人々の価値観やライフスタイルの変化とともに、雑誌や出版社のあり方も変わらなくては、とも強く感じます。
ちょうど取材を終えた翌日に、緊急事態宣言が発令されて、取材活動も休止になりました。それもあり、いろんな意味で、私にとってもとても記憶に残るであろう1冊です。