東京駅で連日、開店前から大行列をなしているスイーツと言えば、「ニューヨークシティサンド」。
お取り寄せ不可、店舗限定で販売していることもあり、開店から3年経った今もダントツの行列を誇る人気ぶりです。
で・す・が。
全く並ばずに買える場所もあります。
それが、羽田空港のお土産売り場。
お店のHPによると、第1、第2合わせて3つの売り場があるようです。
私が訪れたのは夏休み終わりの午後でしたが、すんなり購入できました。
ニューヨークの「ハバナサンド」をヒントに10年かけて開発したというこのお菓子。
オリジナルは1960年代に流行したそうで、ブラウンシュガーで作ったキャラメルをバタークッキーでサンドし、チョコレートでコーティングしたもの。
「ニューヨークシティサンド」はこれを少しアレンジし、黒糖と生クリームで炊いたキャラメルをチョコレートで包み、バターの風味豊かなクッキーでサンドしています。
一口かじると、さくっとしたクッキーからトロリと流れ出るほどやわらかなキャラメル。
チョコ、キャラメル、バタークッキーのハーモニーは、確かに危険な誘惑。
人気の理由は、4個入り540円、8個入り1080円という手頃な価格にもあるのでしょう。
製造販売しているのは、東京駅土産の「東京ごまたまご」で知られる東京玉子本舗。
創業は、平成13年。
駅ナカのお菓子を中心に展開している会社ですが、沿革を見ると、「ニューヨークシティサンド」は、東京ごまたまご以来のヒット商品のようです。
最近は関西にも催事で出店しているようですが、お取り寄せ不可の間は付加価値のあるお土産として引き続き売れそうですね。