「100本のスプーン」子連れを虜にするレストラン

子連れに優しいレストランで知られる、100本のスプーン。

つい先日取材で伺い、「家族の時間を創出する」という理念にいたく感動しまして、週末、「家族の時間」を体験しにはるばるあざみ野までのお出掛けとなりました。
大行列の二子玉川とは異なり、あざみ野は比較的ゆったりとした雰囲気。

子供用メニューは、大人と同じデザイン。

あえて平仮名やイラストを使わず、ちょっと背伸びした体験を味わえるというもの。

ステーキは、子供に「焼き加減はどうしますか」と聞いてくれます。
子供は、大人扱いしてくれることに嬉しくなり、「うぇるだん」「みでぃあむ」といった新しい言葉を覚えられるという仕掛け。

オマール海老のドリアといった本格的なメニューもお子さまサイズあり。
もちろん大人も注文できるので、ハーフで色々楽しむのもありですね。

大人用に頼んだハンバーグが子供に一番人気で、「おかわりちょーうだい」とぱくぱく食べました。
デザートも本格的で惹かれたのですが、子供の集中力が限界を迎えたため、一度退店。
娘は向かいのサーティワンでオレンジソルベが食べたいというので、みんなでアイスタイム。

デザートのあとは、子供の時間。
少し歩いて近所の大場富士塚公園へ。
いまは珍しくなった蟻地獄があって、子供たちは楽しそうに登っていました。
お店も料理もおしゃれでセンスがよく、母親的には大満足なのだけど、子供はまだまだアンパンマンのお子さまランチとかの方が分かりやすく好きなんだろうな。
でも、たまにはこういう場所で子供に媚びないメニューや空間を体験できるのはとても貴重だし、おもちゃを渡して終わりではなく、家族の100回のハレの日を共に作っていきたいというコンセプトは素晴らしいと思う。
まだまだ子育てしにくい世の中ですが、少なくともこういうレストランで「子供がうるさい」と文句を言うお客さんはいないだろうし、社会全体が子連れに優しく変わるためにも、こういうお店がもっと認知されて増えていったら素敵だな、と思いますキラキラ

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