パン職人と料理人のご兄弟で経営されている、麻布十番の人気店「ポワンタージュ」。
単なるブーランジュリーであるだけでなく、イートインスペースを備えているのでカフェやバール、レストランとしても使えるし、充実したお惣菜のテイクアウトもできるという多面性をもつお店。
しかも、営業時間は23時まで!
夜でも焼きたてのパンが並ぶこともあるというから、驚きです。
先日、取材帰りに寄ってみましたが、平日なのにすごい人!!!
「ペルティエ」時代、「シニフィアンシニフィエ」志賀シェフに師事していたというオーナーシェフ。
100種類以上もあるというパンは、生地を味わうハード系だけでなく、人気のミルクフランスやあんぱんといった親しみやすい菓子パン系、ワインに合いそうなそうざいパン、デニッシュなどのリッチ系などなど、ジャンルも生地も多種多様!
後から後から押し寄せるお客さんの波に飲まれながら、遠慮がちになんとか選んだのは以下のパン。
メープルと白いちじくと黒いちじくの田舎パン。
2種のいちじくと、メープルのフレーバーが華やか!
オットも絶賛で、あっという間になくなりました。
オーガニックポワールとクルミのカンパーニュ…だったと思います。
洋ナシなんて珍しいなぁと思って購入。しかもオーガニック。
やさしい甘みで、これまたワインにあいますなぁ。
ホワイトチョコとイタリア産マロン。
栗、と書いてあると条件反射的に買ってしまう(笑)
チョコの甘みと栗って、文句なしに合いますよね。
もう10年以上経営されているとは思えないほど、新鮮な活気に満ち溢れたお店でした。
こういうスタイルのお店を長く続けるということ、営業体制はとても大変だと思いますし、信念や覚悟がないとなかなかできないこと。
そして、こんな素敵なお店が育つ麻布十番って、やっぱりいいな。
記憶に残るお店が、また一つ増えました。