ドトールコーヒーが手掛ける新業態「神乃珈琲」が2016年9月、学芸大学にオープン。
コンセプトは、「日本人の味覚に合うコーヒー」。
三角屋根のスタイリッシュな外観は、ドトールを連想させないカッコよさ。
注文は、セルフサービスで。
この空間の最大の魅力は、レジカウンター奥、ガラス越しに見える巨大な焙煎機。
吹き抜けの空間に鎮座するマシンは、まるで工場のよう。
一階のカウンター席は、焙煎風景が間近に見られるのでコーヒーマニアにオススメ。
この迫力は、なかなか味わえない体験です。
2階は、クラフト的なデザインの中にアンティーク家具を配した、モダンな雰囲気。
シングルオリジンのスペシャルティコーヒーが全盛の昨今の日本にあって、ここの売りはブレンドコーヒー。
よい生豆が手に入りやすくなり、焙煎機の性能も格段にアップしている昨今、コーヒー店の差別化の要素として今後注目されるのはブレンドだという考え方は、一理あるように思う。
ブレンドは、3種類で各500円。
頼んだ銘柄をナプキンにチェックしてくれるのも親切。
壱、弐、参、すべていただきましたが、個人的に好みだったのは弐。
すっきり感がありながらも香りが華やか。
フードメニューは、コーヒーに合うスイーツとサンドイッチが中心。
サクサク生地のクリームホーンは、懐かしさのある味。
奥の抹茶のテリーヌショコラも、濃厚でコーヒーと相性抜群。
更地から建てた建物といい、巨大な焙煎機といい、資本力のある大手にしかできない店作りの要素がふんだんに盛り込まれたお店。
ノウハウのある大手が本気を出すと、すごい店を作れるのだという好例。
量り売りの焙煎豆の価格も良心的ですし、頻繁にコーヒーセミナーを開催していたりして、地域密着の店作りも好感が持てます。
キッズメニューもあるので、子連れでも来店できるのもありがたい!
ちなみに、コーヒーセミナーは専用ルームで行われ、内容も面白そうなので近々予約を狙っています♪