横浜市中央卸売市場のなかにある「竹家食堂」さん。
3代目の店主がいろいろなアイデアメニューを考案し、話題になっているお店です。
名物はこちら「ねぎとろ番長」980円。
丼に、ねぎとろとご飯がてんこもり!15cm弱はありそうな…。
丼を持つと、手にずっしり重みを感じます。
栄養バランスを考慮したとのことで、鶏の照り焼きやサラダ、卵焼きまで付くセットスタイルで提供されるのも、なんだかほほえましい。
ねぎとろはごま油やコチュジャンで下味をつけているので、ほんのりピリ辛で、ご飯と合う味付け。
ゴマ油の香りって、なぜか食欲をそそるから不思議。
ほかに、大きな穴子天やとんかつ、から揚げが豪快にのる「アゲアゲ丼」などユニークなメニューも。
しかも店内には、「ぜひ写真を撮ってください」と掲示し、ブログでの口コミ効果を狙ってみたり。
若い人や目的客を取り込む工夫としては、なかなか効果的なのではないでしょうか。
昨日の夕方のニュースで「100年食堂」なるグルメ特集をやっていたけど、お店を長く続けることは本当に大変だと思うし、継ぐことを決意した2代目、3代目の方々は、時代に合わせて変える部分、変えない部分の葛藤と、日々戦っているんですよね。
そして、繁盛し続けているお店の多くは、そのバランスがとれた店であることも確か。
老舗に学ぶ商売本などもたくさん出ていますが、やはり長く続いているお店には、学ぶことが多い気がします。