産後、プライベートではなかなか足を運ぶ機会が減ってしまった銀座ですが、取材で素敵なお寿司屋さんに出会いました。
「鮨 太一」さん。
店主の石川さんは、目黒の名店「逸喜優」で修業を積み、銀座店で店長を務めたのち独立。
銀座で鮨、というと身構えてしまいますが、店主の人当たりがよく、一見さんでも心地よい時間を過ごせるお店です。
しかも、ランチも営業しているところが嬉しい。
ランチは、11巻貫に巻き物で5,000円。
写真は、穴子やコハダ、酢〆にしたカスゴ、1日半ねかせたマコガレイなど。
赤酢を使ったほどよい酸味のすし飯は、炊き加減も見事。口の中ではらりとほどけます。
夜は、おまかせ(15,000円~)のみ。
写真はおつまみの一例で、ふっくらと炊いたあん肝、北海シマエビの酒盗浸け、蒸しアワビ、タコのやわらか煮。
どれもひと手間かけてあり、お酒がすすむ味わいです。
2008年のオープン以来、激戦区の銀座で支持を得ているのは、確かな味もさることながら、コストパフォーマンスの高さも理由。
カウンター9席のみの店内で、夜のおまかせ15000円~というのは、銀座ではかなり良心的なお店かと思います。
今度は夜にゆっくり訪れてみたいです