「みの家」120年以上続く、東京下町の桜鍋

 

みの家の桜鍋

精がつく食べ物として明治時代から愛されてきた東京の伝統料理「桜鍋」の老舗「みの家」は、東京の深川・森下に1897年(明治30年)に創業。現在は5代目が当時の味を受け継ぎつつ、暖簾を守っています。

老舗の連載で取材させていただきましたが、美味しかったので家族でも再訪させていただきました。

メニューは、普通の「桜なべ」と、「桜なべ(ロース)」「桜なべ(ヒレ)」、馬肉が苦手な方向けの「豚なべ」の計4種類。

八丁味噌を使った濃いめの割下がクセになる味わい。もちろん、日本酒にも合う!

あっさりとした桜肉に、すき焼きのような甘めの味付けは、たぶんお子さんも好きな味。うちの5歳、2歳児もぱくぱく食べました。

 

馬刺しは、さしの入った脂の多い部位ではなく、赤身のさっぱりした部位。

とっても美味しいです。

タテガミは、脂が好きな人には好まれる味。

老舗というと、創業以来の味をかたくなに守って…というイメージがありますが、「みの家」では、馬肉が手に入らなかった時代の危機を乗り越え、時代に応じた工夫を様々行なうことで、暖簾を現在まで守ってきました。

馬肉の熟成もそのひとつで、以前は熟成させたものを仕入れていましたが、現在は自前の熟成庫に吊るして熟成させているそう。

また、八丁味噌や具のお麩など、仕入れ先の廃業などで変えることを余儀なくされたものもあるそうです。

歴史ある雰囲気の中でいただく桜鍋は、格別の味。

歳を取るにつれ、こうしたお店の貴重さが理解できるようになってきました。

風情ある下町の雰囲気とともに、ぜひ楽しみに出かけてみてくださいね。

 

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