「パントリーコヨーテ」独自路線の個性派バーガー

かつて千葉パルコの賑わいとともに栄えた千葉中央駅から少し歩いた角地に、目立つファサード。
「パントリーコヨーテ」は、あのヴィレッジヴァンガードダイナーを立ち上げたオーナーが開いたハンバーガーショップ。

メキシカンをコンセプトにしたハンバーガーショップは、おそらくここだけではないでしょうか。
黒板メニューには、個性的なバーガーがずらり。
そして、キャッチコピーにどことなくヴィレヴァンのテイストを感じます。

いただいたのは、ベイクドアップルバーガー。
黒光りしたバンズが多い中、全粒粉の白いバンズも個性的。
パティはコロンと厚みがあり、粗挽きのワイルド感よりもふわっとした食べやすさを意識した仕立て。
女性でも一個ぺろりと食べられて、食後も重くないヘルシー感のあるハンバーガーです。

ひとつのハンバーガーにいくつもの要素が重ねられ、複雑な味わいに仕上げているのも特徴。
mosパティメルトは、ソテーしたキノコと玉ねぎに、とろける2種のチーズ、仕上げにアンチョビでコク出し。
これ、かなり好みの味でした!

メキシカンバーガーが売りなので、サルサやチリビーンズを使ったバーガーもあり、それらは古代小麦のスペルト小麦を使ったバンズで提供されます。
もちもち感のある目のつまったバンズは、軽やかな全粒粉バンズとは対照的に小麦の風味も強め。
しっかりとした味わいのソースを受け止めます。
サルサだけで3種類を仕込み、ほとんどのソースやフィリングが自家製というから驚きます!
わりとハンバーガーを食べ歩き取材してきた私でも、こんなハンバーガーの表現があるのだと感動したお店。
千葉までわざわざ行く価値ありです!

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