「シェイクツリー」ステーキ!なハンバーガー

バンズなし、パティなし、という大胆すぎるバーガーで話題の錦糸町「シェイクツリー」。
来店客のほとんどのお目当ては、バンズの代わりに(という言い方も変だけど)パティで野菜を挟んだ「ワイルドアウト」。
一目でわかる、塊肉のごろごろ感。
ステーキのような噛みごたえと、ハンバーグのジューシー感をいいとこどりしたパティは、わざわざ足を運んででも食べたいと思わせる吸引力。
パティ二枚はさすがにお腹にたまりますが、バンズがないと意外に食べられてしまうというのが不思議。

こちらは対照的に、バンズなしの「バーガーインアボウル」。
ネーミングのセンスがいいなぁ。
糖質制限している人にも、安心のバーガー。
健康診断前の中年男性が食べに来る、というのも納得。

もちろん普通のハンバーガーもあり、こちらもかなり完成度が高い。
店主はブラザーズ出身だそうですが、修業先の個性をいい意味で打ち消していますね。
肉に照準を合わせ、遊び心を取り入れたバーガー。
そして、接客に力をいれているところも、個人的には高評価。
とくに、布のおしぼりを出してくれるのは、嬉しいと感じる女性は多いのではないかと思います(ハンバーガーをきれいに食べるのは難しいので…)。
ハンバーガー店は早く提供することももちろん求められると思いますが、飲食店として最低限のサービスしかしない店も少なくないなぁと感じます。
名物メニューのビジュアルの派手さだけが目立ちがちですが、実際は飲食店としての本質もしっかり考えながら、地に足をつけた商売をしているお店なのかもしれないな、と感じたのでした。

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