最近じわじわ増えつつある、イタリアパンの専門店。
イタリアパンってフォカッチャとパニーニくらいしか日本では知られていませんが…実はハード系から菓子パンまでバラエティ豊かなパンが食べられているそうです!
江戸川橋の「フォカッチェリア アルタムーラ」は、店名の通り日本では数少ないフォカッチャの専門店。
黄色い外観がおしゃれ!!
オーナーの山本さんは、フレンチシェフからイタリアンに転向し、修業で滞在したのがイタリアでパンの街と言われるアルタムーラ。
将来独立するなら、アルタムーラのパンを売りにしたいと考えていたそうです。
フォカッチャだけでなく、珍しいイタリアパンも多数そろえています。
入口を入ってすぐが、フォカッチャの陳列ケース。
フォカッチャは常時◎種類で、1ピース250円~。
「トロペア産玉ネギとトマトのフォカッチャ」600円。
香ばしい生地に、甘みが凝縮したタマネギとトマトが合う~。
その他、小ぶりのフォカッチーニ、包み焼きのカルツォーネなどもあります。
ユニークなのは、このサンドイッチ!
大きく焼いたブリオッシュ生地を使用しています。
イタリアでもブリオッシュはポピュラーで、おやつのほかこうしてサンドイッチでも食べられているそう。
どどーん。
1個でランチになってしまうボリュームです。
この2つは、イタリアの伝統的なパン。
左の丸いパンは、アルタムーラを代表する「パン・ド・アルタムーラ」。
パン・ド・アルタムーラは、「DOP(原産地統制名称」に指定されているため、お店では「パネバッソ」という名前で販売しています。
セモリナ粉100%の生地を、リエビト・マードレというヨーグルトでおこした種で発酵。
香ばしいクラストの食感と、粉の香りを存分に感じられる食事パンです。
右は、魚の形をした「ペッシェ」。
固くて塩気があるので、少しずつちぎってぽりぽりと食べるおつまみのようなパン。
隣には冷蔵ケース。
パーチディダーマなどのイタリア菓子やタルト、生ハムやチーズもそろえています。
今日はワインだな~って日は、ここに来ればおつまみが揃っちゃいますね。
店内にはイートインスペースもあり、夜はバール的な営業も。
イタリアの食文化を伝えたい、というオーナーの気持ちがビシビシと伝わってくるお店です。