少し遅くなりましたが、年越しのお話。
今年は御節に加えて、年越しそばも坐唯杏さんにお願いしました。
昨年は1万5000円でしたが、今年は2万5000円を。
ちなみに11月中の注文ですと、早割でなんと3000円引きに。
黒豆は、瓶に入って別添え。
大きな自家製カラスミも付きます!これだけで2000円くらいしそう。
昨今は中華風やフレンチなどの御節もあり、それに比べたら地味に映るかもしれませんが、食べるとひとつひとつ手間がかかっていることがわかります。
デパートと化の御節って、どこか均一的な味がしますが、これは味付けも自然でおいしい。
意外にも、やっぱりプロの味!ともっとも感じたのは煮物でしょうか。
一般的な御節だと私には甘すぎたり濃すぎたりするのですが、これはだしの味がしっかり浸みていて、とても上品な味。
煮方も絶妙ですし、この味は家庭では出せないなぁ…。
年越しそばは、これで4人分ですがあっという間になくなりました…。
ちなみに奥のエビ天は、宮古島から妹が送ってくれた活クルマエビ↓を贅沢に使わせていただきました。
もとはこんな感じで、おがくずに入って届きます。
エビの頭も香ばしくておいしかった!
日本古来の食文化が失われつつある中、御節はかなり色濃く残る習慣といえるでしょうね。
といっても、すべて手づくりする家庭は昔よりも格段に減っていると思いますが…(我が家もそうだし)
郷土料理家をめざす以上、今年こそは自分で作ってみようと固く決意したのでありました。