昨年からブームの「発酵食」。
我が家でも塩麹は常備していますが、いまいち料理のレパートリーが広がりません…
そんなとき、お料理のヒントをたくさんもらえるのがここ「たまな食堂」さん。
コンセプトは、「野菜をおいしく食べる」、そして「日本の伝統食を見直す」こと。
昼は定食、夜は定食またはコースが中心ですが、動物性食品はいっさい不使用。
ほとんどの料理に「塩麹」や「醤油麹」を使い、日本食のよさも取り入れています。
入口には、乾物やオーガニック調味料などの物販スペース。
豆だけでもこんなにいろいろ種類があるんですね。
こちら、ランチで人気の「ほんじつの一汁三菜ランチ」1300円。
メインや小鉢は日替わりで、写真は「温やっこ 大豆ミートの麻婆ソース」。
ぬか漬けや塩麹漬も、家庭でこれだけの種類を揃えるのはなかなか大変だよなぁ…と感じたり。
ランチは他に、オーガニックパスタや茶がゆなども。
夜のコースは、3800円。
アミューズ、オードブル、スープ、メイン、デザートで、一部プリフィックスです。
アミューズは、まるで洋食のような盛り付け!
キャロットラペも、調味に使うのは塩麹。
薄揚げのピザ風は、豆腐のディップがのってチーズみたい!
季節感を感じる、ヤングコーンのロースト。
醤油麹をつけていただくと、単なる醤油よりも深みがあってコーンの甘みが引き立ちます。
メインはごはんかパスタから選べ、これはパスタを選んだ場合の冷製カッペーリーニ。
レストランのようなキュートな盛り付けは、厨房のシェフがフレンチ出身だから!
こういった盛り付けテクニックも、お家で真似したくなりますね。
ドリンクも、オーガニックのコーヒーやジュースなどが揃います。
奥は、お米を乳酸発酵させた「フレイバーマイグルト」。
さっぱりとした甘酒といったらいいでしょうか。ほのかな甘みと酸味の不思議な味わい。
単純に食事をするだけなら割高感は否めませんが…ここは、いろいろな「気付き」を与えてくれる場所。
オーガニックやマクロビって毎日続けるのは難しいけど…ちょっと日常に取り入れるだけでも意識はだいぶ変わると思いますし、とくに毎日食べる家庭の食事には、家族の健康のためにも取り入れていきたいと思っています。
といっても、ストイックにはならずに、できる範囲で…ですけれど。
日本古来の発酵食がここ数年見直されているのは、そういった意味では本当にいいことだなぁと思います。
こうやって新しい食べ方があることも知れば、日常に取り入れやすくなりますしね。
最近は、健康管理士の勉強や、発酵調味料の企画を担当していることもあって、健康に敏感になっているかも