私のこと【性格】

こんにちは。

ブログを始めて11年経ちますが、自分のことを書くのは、実は初めてです。
その理由はですね、私は、ずーっとずーっとコンプレックスの塊で生きてきたので、基本的に自分に自信がまったくありません。
(と言うと、意外!と言われることもありますが、本当に「自分なんて生きてる価値がない」と思って生きてきた人間なんです…)
だから、ブログに顔写真なんて絶対に載せないし、プレスご招待やレセプションの席も苦手。
Facebookの申請も、自分からすることはほとんどありません(相手は迷惑だろうと思っているから…でも、されたら喜びますw)
美味しいお店の情報を知りたい人はいても、私自身のことなんて知りたい人もいないよなぁ、というスタンスでこれまでブログを続けてきました。
しかも、かなり人見知り(仕事以外では)ですし、他人に嫌われるのが怖いという思いも強い(でも一人は寂しい)という、面倒臭いタイプの人間w
なかなか本音を出せなくて、深い関係になれないことも、これまでの人生で少なくなかったように思います。
性格を客観的に見ると、プライドが高く、完璧主義で、超真面目(って文字にすると、絶対友達になりたくないタイプですね…)。
せっかく話をふってもらってもうまく返せず、もっと面白いことでも言えたらいいのにな、っていつも思っています。
ゆえに、ずっとずっと自分のことは嫌いで仕方なかったのですが、子どもができて、だんだんと凝り固まった考えがほぐれていくのを感じました。
いまこうして自分のことを書こうと思ったのも、そんな心の変化を忘れずに書き留めておこうと思ったからかもしれません。
自分のことが大嫌いな親に育てられた子は、どんな風になるのかな。
自信のない姿を見て育ったら、自分に自信なんて持てないんじゃないかな。
他人と比べてばかりいたら、比べることでしか価値を見いだせない人間になっちゃうんじゃないかな。
我々大人が人生楽しそうに生きていなかったら、子供達は将来に夢なんてもてないんじゃないかな。
そんな風に考えていくうちに、自分がいつも他人と比べて落ち込んだり、すべての他人に好かれようとしていたことが、実はそこまで自分の人生に大切なことじゃないと思えるようになりました。
どんな自分でも、ほかに代わりのいない自分。
自分の価値は、自分が決めるもの。
他人から見た自分ほど曖昧なものはなく、ゆえに比べることは、なんて無意味であることか。
そして、世の中には、合う人も、合わない人もいる。
それはもう、仕方のないことだ。
合わない人に無理して合わせようとして疲れたり傷ついたりするよりも、自分が本当に大事にしたい人との時間を大切にするほうが、豊かな人生なのではないか。
(実はこれを地で行くタイプが主人です。そう割りきれるところがすごいなー、といつも思ってます)
頭ではわかっていても、やっぱり比較しちゃうことも、人付き合いに疲れてしまうことも、自分をダメ人間だと思うこともたくさんあるけれど。
20代の頃に比べたら、だいぶ楽になれたし、本当に少しずつだけど、自分というものを受け入れられるようになってきた(自分を好きになる、とはまだまだ程遠いけど…こーゆーとこは悪くないじゃん、頑張ってるよね、って思えるようになってきた)
最近、不惑の年が近づいていることをとてもしっくりと体感として感じるのですが、それは人として、自然体の自分というものをようやく受け入れられる年齢なんじゃないかと思ったり。
知り合いに見られたら恥ずかしいことばっかり書いていますが…
でも、私がここまで思えるようになったのは、ありのままの私でもいいよ、と受け入れてくれる家族や友人に恵まれたから。
いや、いままではきっと、自分から殻に閉じ籠って僻んでいたように思うから、これまで手を差しのべてくれた人への懺悔の思いもあるのかもしれません。
残念ながら、歳を重ねたいまだからこそ気づけることが、人生には何てたくさんあるんだろう。
でも、過去に戻ることは誰にもできないし、過去の自分がなかったら、今の自分がないのも事実。
もしもインターネットの奇跡で、私と同じように自分に自信がなかったり、プライドが邪魔して生きづらかったりする人がここにたどり着いたら、お互いもっと楽にいこうよ、と声をかけてあげたいです。
自分が思うほど、他人は自分のことなんて気に止めてないよ、って。
長くなりましたが、明日からは通常のグルメ&子育てブログに戻りますー
最後までお読みいただき、ありがとうございました好

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