九品仏で取材だったので、帰りに「アンフィニ」でケーキを。「アングラン」でシェフを務めていた金井史章シェフが、今年1月に独立したお店です。
私は面識がないのですが、編集部や知り合いのシェフから独立の話は前から聞いていて、楽しみにしていました。
購入したのは、スペシャリテの「パルファン」ほか、バナナとヘーゼルナッツのタルト、土佐紅茶とチョコレートのムース、いちごのタルト。
「パルファン」は、ローズとベルガモット、ほのかにショウガ。バナナのタルトは、ヘーゼルナッツの焦がし加減が大人な味わい。そして、土佐紅茶のムースのなめらかさ。香りや味わいの構成に奥行きがあり、どれもお酒と食べたくなる味だね、と主人と話しておりました。
子供に寄せたチョイスではない(だって大人が食べたい!)のに、もぐもぐフォークを動かす手が止まらない子供たち。シュークリームやロールケーキも美味しそうだったけど、卵が苦手な姉と生クリームが嫌いな弟には、こういうケーキのほうが嬉しいみたい。
焼き菓子には、カフェファソンのコーヒーやアマゾンカカオを使ったサブレや、千葉のピーナツのマドレーヌなど、素材の立った商品も多く、素材への愛を感じました。
九品仏駅からすぐなので、立ち寄りやすいのも素敵。お客様ひっきりなしだったので、すでに人気店ですね。