「ビストロ 石川亭」恵比寿に4号店

ボリューム満点・CPのよさで評判のビストロ「石川亭」さんが、恵比寿ガーデンプレイスに4号店を出店していたので、週末ランチに寄ってみました。

週末でもランチの価格は変わらず、前菜+メインで1100円というのはエライ!
どれを選んでもプラス料金もなく、メニュー構成は非常に良心的ですね。

3人で行ったので、それぞれ別のものを注文しました。
組合せは以下のとおり。

マグロとアボカドのタルタル + 牛・豚・キャベツのハンバーグ
鶏レバーのムース ポルト酒風味 + 鶏モモ肉ロースト マスタードマヨネーズソース
冷製ラタトゥユ 温泉卵添え + ジャガイモと挽き肉のグラタン

フードライターrieの食日記
最初に出されるパンが、ちゃんと温めてあるのは素敵。

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マグロのタルタル。
野菜たっぷりで、女性には嬉しいですね。無難においしい。

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鶏レバーパテ。
こちらもサラダ感覚で食べられて、前菜としてはバランス◎。

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冷製ラタトゥユ。
煮込みすぎたのか、少し焦げ臭が気になりました…個人的には、もっと野菜のフレッシュ感が残っている方が好きです。

続いて、メイン。
評判通り、運ばれてきた瞬間「すごーい」と言ってしまうボリューム感です。

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まずは、私チョイスのグラタン。
マッシュポテトをイメージしていましたが、スライスのジャガイモと挽き肉、炒め玉ネギを重ねたもの。
味わいに奥行きがなく単調で、一緒に行った義母も「家で作れそうな味だね」と言っていましたあせる
スパイスとか赤ワインとか、もうひと味パンチがほしいところ。

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鶏モモ肉は、皮がパリパリ!
でも、お肉自体の旨みはあまりないです…この価格だから、仕方ないかな。
あっさりとしているので、こってりとしたマスタードマヨネーズソースと合いますね。

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そして、3人ともが楽しみにしていたハンバーグ。
赤ワイン風味のソースは悪くないと思うのですが…お肉がとにかくパサパサで、旨みも弱い。
オットは酷評でした…ザンネンショック!

期待しすぎてしまったのか、全体的な味の印象はいまひとつ。
多店化するために、レシピをある程度簡略化しなければならなかったのでしょうか…このレベルだったら、カフェやビストロのランチで食べられそうといった印象。

ただ、この内容で1100円はとても安いですし、企業努力は買いたいところ。
実際に、お店もとっても混んでいました。

最近は「俺フレ」なども登場し、フレンチの低価格化・カジュアル化が進行。
フランス料理に対する敷居が低くなり、食べ慣れたお客さんも増えてきました。
そうすると今度は、「少し高くてもいいから、本格的な味を」というニーズが高くなるように思います。

「石川亭」さんは、入門編のランチとしては使い勝手のいいお店という印象。
とくに恵比寿はもともと食通のお客さんが多く、優良ビストロも多いので…頑張ってほしいですね。

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