2018年8月、武蔵小杉から徒歩5分ほどのタワーマンション1階にオープンしたパティスリー「ラトリエ ヒロ ワキサカ」。
同施設には、元住吉駅前にあった「ブーランジェリーメチエ」、「猿田彦珈琲」、三笠会館などが出店しており、沿線住民としてはとても魅力的なエリアになりました!
オーナーシェフの脇坂さんは、大学卒業後、ムッシュマキノ、なかたに亭、キャリエールヒデトワで経験を重ね、2009年4月にモンサンクレールに入社。スーシェフを務めた人物です。
購入したケーキは、ショートケーキ、洋梨のタルト、チョコレート、バナナ、そして和栗のモンブラン。
和栗のモンブランは、本当に和栗そのものを食べているかのような濃厚な栗の香り!
仏産マロンペーストとたっぷりの生クリーム、そこにラムを効かせるような一般的なモンブランとは一線を画す味わいで、どちらかというと和菓子の栗きんとんに近い感じ。とても印象的な味わいです。
バナナのケーキは、まず土台のタルトがとても美味しい。
コンセプトは、香りを大切にしたお菓子。
モンサンクレールも、香りの要素を上手く使った生菓子が多いですが、ここでは鮮度を大事にした香り高い焼き菓子もいただけます。
イズニー発酵バターやマルコナ種アーモンドなど素材にもこだわり抜いたフィナンシェは、鼻に抜けるバターの濃厚な香りとともに、アーモンドの余韻も深い。
表面はかりっと、なかはしっとりとして、まさにドゥミ・セック(半生菓子)と呼ぶにふさわしい。
メープルとプレーン、両方いただきましたが、メープルの香りがくどすぎずとても美味しかったです。
途中下車して買える場所に、こんなに素敵なパティスリーができて、本当に嬉しい!
他のケーキもぜひまた食べてみたいです!