新宿伊勢丹で9/19~開催されているイタリア展。
毎年、イタリアの実力シェフが出店することでも話題ですが、今回のお目当てはこちら!
ガンベロロッソで3フォークを獲得したミラノの「トラットリア トリッパ」と、大好きな馬車道「テンダロッサ」のコラボレーション!
イタリア語が飛び交うキッチンは戦場そのもの、と思いきや、意外にもシェフたちは歌を歌いながら調理していたりとリラックスモード。
ディエゴシェフは、ゲストに自ら料理をサーブし「おいしい?」と尋ねたりと、サービス精神旺盛なやりとりもあり、お店で食べているような楽しさを感じさせてくれました。
ちなみに、もしこれが逆に、日本のシェフがイタリアのイベントで調理をするならば、こんな風にふるまえる人は少ないだろうなぁ…と、国民性の違いを感じた時間でもあり。
イタリアって食べ物の美味しさだけでなく、いろんな面で魅力的な国。
「名物カリカリトリッパのフライ」
かりかり香ばしく、スナック感覚でいただけるトリッパ。ローズマリーの余韻が残る口にワインが合う。
「子牛肉のツナソースあえ」
ピエモンテの代表的な料理。しっとりやわらかな子牛のハムを厚めにカットし、トンナータ(ツナソース)をたっぷり。
本来はやや重めのソースなのですが、エスプーマで泡立てているためふわっと軽やかに溶けていきます。これもとても美味しい。
「イタリア産フレッシュポルチーニ茸の手打ちタリアテッレ」
今朝届いたというフレッシュなポルチーニは、香りも食感も抜群。
パスタはもちもちしこしこ。しっかりコシのあるタイプ。
調理工程を見ていると、チーズも惜しげもなくたっぷり使われているのがわかる。ワインのためのパスタですね。
「子牛心臓のポルペッティー二」
五香粉?のようなエスニックな香りをまとった肉団子。
真ん中のサルサベルデ(緑色のソース)をつけると、爽やかに味が変化!
どれもシンプルで、ストレートに美味しいと感じられる料理でした。
お次は、ジェラートを食べに。
イタリア展には毎年のように出店している祐天寺「アクオリーナ」。
今年は、ボローニャの「ガリエラ49」とのコラボ。
白桃ジンジャー、洋梨シナモン、ラベンダーとはちみつをいただきました。
濃厚なミルクジェラートがベースにあることを感じさせる、重厚な味わい。
ラベンダーは、ポプリをかじっているような濃いラベンダーの香りが印象的でした。
オリーブオイルのブースもたくさん。
いろいろ試飲して、決めたのはこちらのオイルでした。
3000円以上出せば素晴らしいオイルはたくさんあったけれど、コスパ的にここのオイルに決定。サラダやパンに使うのが楽しみ。
ワインブースもお楽しみのひとつだったのですが、あいにくこの日は雨…
夕方の保育園お迎えを考え、やむなく見て回るだけ。あぁ、悔しい。
伊勢丹のイタリア展、今年は2週間の開催で後半にしか出展しないお店もあるので、チャンスがあればまた行きたいな。