だいぶ前になりますが…お世話になっている会社の方にランチにお誘いいただきまして。
訪れたのは、中目黒のモダンフレンチ「ナリタユタカ」。
目黒川沿いで、桜の季節は素敵だろうなぁというロケーション。
最初の一皿は、スカモルツァチーズのムースと、蝦夷鹿のハムと柿のピクルス。
ムースは塩気が強いので、同時に提供されたパンにつけていただきます。獺祭の酒粕を加えたという自家製パンは、鼻に抜ける甘い香りが印象的。
早速ワインが飲みたくなる組合せでしたが、生憎このあと車の運転を控えており残念…
かぼちゃのスープ。上には、スパイスをきかせキタアカリのコロッケ、生ハム、葉野菜など。
松阪牛のすね肉に、しじみのだしを合わせた一品。
シェフは和との融合もよく用いるようで、これは和風ポトフといった趣。
サーモン(ちょっとうろ覚えです…)のキャベツ包み。小松菜のリゾット添え。色が鮮やか。
しっとりとした美桜鶏の胸肉は、スパイシーな衣をまとって。
デザートは、落花生のモンブランでした。
こってりとした甘みとオイリーな香りに、オレンジの爽やかさがアクセント。
実はこちら、ワインの品揃えもとてもよさそうな感じ。
ノンアルコールだったのが非常に残念でした…
和の要素を散りばめたコース構成は、バチッとはまると強烈な個性になりますね。
久しぶりのフルコースでしたが、ボリュームもそこまで多すぎず、女性に優しい内容でした。
シェフも穏やかな方で、今後ファンが増えていくのだろうな。