ほぼ毎号、お手伝いさせていただいている柴田書店のカフェ-スイーツ。
2月5日発売号では、注目のパン職人にフォーカスを当てた特集。
30年前、いや10年前と比べても、ベーカリーに並ぶパンの種類って明らかに変わってきているなぁと感じます。
担当したお店のうち、センター南の「ブーランジェリー パティスリー トレトゥール アダチ」、本当に美味しかった!
頑なにフランスのパン作りを貫く店主の姿勢には凄みすら感じました。
自由な発想で作られるパンが増えている反面、SNSなどで情報を仕入れて簡単に真似しやすい時代でもあり、パン職人にとっては個性を出していくのが難しい時代でもありますが…
そもそもパンは、日常のもの。
個性とか職人性とかがフォーカスされるようになったのも、肌感覚ではシニフィアンシニフィエの志賀さん以降、ここ10年くらいのことのような気がします。
これから日本のパンがどう進化していくのか、その片鱗を覗くことができる1冊です。